貴島明日香さん(30)妊娠後の「つわりで点滴に通う日々」を救った、夫の言葉と朝マック

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「実は、妊娠したんです」と、VERYで初めて妊娠について語ってくれた貴島明日香さん。妊娠がわかった日のこと、夫婦でブライダルチェックを受けて妊活を始めた理由、つわりの日々に支えとなった夫の言葉……。30歳を「挑戦の年」と語っていた彼女が、母になるまでの道のりと、その先に思い描く家族のかたちを、自身の言葉で聞かせてくれました。

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「お腹のうぶ毛が濃くなって」貴島明日香さん(30)妊娠で心と体に生じた変化も「愛しいです」

「妊娠に気づいてから、夫には2週間黙っていました」

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妊娠に気づいたのはどんなタイミングだったのですか?
自宅で妊娠検査薬を使ったときでした。実は妊活を始めてから、毎月ひとりで検査をしていて。その日もいつもの月と同じように試してみたら、本当にうっすら線が見えたんです。「え、嘘やろ?」って。あまりにも信じられなくて、その日のうちに追加で検査薬を買いに。それから3日連続で試したのですが、日に日に線が濃くなっていくのを見て、「本当に陽性なんだ」と少しずつ実感が湧いてきたんです。

妊娠を最初に伝えたのは夫さんですか?
実は夫にもすぐには言えなくて。もちろん妊娠はうれしかったんですけど、それよりも「本当に育ってくれるのかな」という不安のほうが大きくて。だから夫にも、家族にも、友達にも、誰にも言いませんでした。病院でちゃんと赤ちゃんの姿を確認してからと思っていて。しかも、病院で赤ちゃんの姿を確認してからも、すぐには夫へ伝えませんでした。その3日後に一緒に食事へ行く予定があったので、サプライズで伝えたいなと思って。気づけば、最初に妊娠がわかってから2週間たっていました。実際には夫の前に報告した相手がいます。うちの猫たちです(笑)。『新しい家族ができるかもしれないからね。まだ内緒だよ』って話しかけていました。

夫さんに伝えたときの反応は?
夫には、ずっと欲しがっていた充電器をプレゼントしようとしていたので、もうひとつギフトボックスを100均で買って用意。最初に「最近仕事お疲れさま」と言って充電器を渡して、そのあとにボックスを開けてもらいました。中にはエコー写真と、「○月にパパになります」というメッセージカードを。妊娠がわかってから伝えるまでの2週間、お酒も飲まないし、体調もずっと悪いし、『さすがに気づいているかな』と思っていたんです。でも本当に何も気づいていなかったようで、すごく驚いていました。そして、夫が最初に口にした言葉は「ありがとう」。その一言が本当にうれしかったです。〝おめでとう〟ではなく、〝ありがとう〟って言ってくれたことで、この人と一緒に家族になっていくんだな、と。その一言ですごく安心しました。

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妊活をしていたとのことですが、きっかけは?
私はもともと、どちらかというと用意周到に準備したいタイプ。結婚して、隣で支えてくれる存在ができたことで、「仕事ではこんなことに挑戦したい」「プライベートではこんな一年にしたい」と、自然と未来のことを考えられるようになっていました。結婚して少し経った頃、夫婦でブライダルチェックを受けたのも、その延長線上でした。もう少し二人だけの時間を楽しみたい気持ちもありましたが、「いつかは子どもが欲しいね」という話はずっとしていて。だったら、まずはお互いの体のことをちゃんと知っておこうと思ったんです。結果は、夫も私もあまりいい数値ではありませんでした。「いつか」と思っていた気持ちが少し変わって、「このまま何もしないまま時間が過ぎて、『あのとき始めておけばよかった』と後悔するのは嫌だね」と二人で話しました。だから、「絶対に授かりたい」という気持ちでスタートしたというより、「今できることはやってみよう」という、とても自然な気持ちで妊活を始めました。

ブライダルチェックに抵抗はなかったですか?
周りにもブライダルチェックを受けたり、未婚のうちから卵子凍結を考えたりしている友達が多くて。友人同士の会話でもそういう話題になることがよくあり、私自身は「自分の体を知ることは大切なんだ」と思っていました。一方で夫は、最初は少し不安がっていたかもしれません。「もし、子どもができなかったら、嫌いになりますか?」というようなことを漏らしていて。「そうしたら二人で生きていこう」と話しました。夫は最初からちゃんと将来に向き合ってくれていたので、当事者意識を感じて頼もしかったです。

妊活中に意識していたことはありますか?
タイミングは計っていましたが、特に意識はしていませんでした。ただ、実は車の免許を取ったんです。「今のうちにできることは準備しておこう」と思っていて。振り返ると、妊活だけではなく、少しずつ家族を迎える準備をしていた時期だったのかもしれません。

 

「つわりが本当にしんどくて…夫の言葉と朝マックに救われました」

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妊娠後の体調はどうでしたか?
つわりは、本当にしんどかったです。妊娠がわかってすぐくらいから体がだるくなって、そのあと吐き気が始まって。私は吐きづわりだったので、1カ月くらいは毎日のように吐いていました。食べても吐くし、昨日食べられたものが今日は食べられない、ということもよくあって。体重も減りましたし、点滴に通いながら仕事をしていました。

食べられたものはどんなものでしたか?
マックのポテトが食べたくなる話はよく聞きますが、私の場合は朝マック(笑)。昼間はとにかく眠くて、夜はつわりで眠れないという日々の中で、朝になると少し食べられる日があって。そのタイミングで食べるマフィンがすごくおいしかったです。ほかにも、スティックパンがとにかく好きだった時期があったり。夫は、そのとき食べられるものを毎回買ってきてくれました。それに加えて、「二人のために頑張ってくれてありがとう」と毎日のように声をかけてくれたことも、本当に支えになりました。

 

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【後編】「お腹のうぶ毛が濃くなって」貴島明日香さん(30) 妊娠で心と身体に生じた変化も「愛しいです」

●プロフィール
貴島 明日香(きじま あすか)
1996年生まれ。兵庫県出身。高校時代から地元・神戸でモデル活動をスタートし、19歳で上京。『ZIP!』(日本テレビ系)のお天気キャスターを5年間務め、2022年に卒業。現在はモデル・タレントとしてVERYでも活躍中!

撮影/川﨑一貴〈ajoite〉 ヘア・メーク/福川雅顕 取材・文/塚田有紀子

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