【八木勇征さんインタビュー】やりたいことがなかった子供の頃、自分を変えてくれたスポーツとの出会い
「好き」という気持ちを原動力に、さまざまなフィールドで挑戦を続けるFANTASTICSの八木勇征さん。ひとたびハマると、とことん深くのめり込む“狭く深く”の探究心が、今の彼をつくっています。筋トレで培った忍耐力や、忙しい日々を「成長のためのボーナスタイム」と捉える仕事観まで、八木さんの言葉からその原動力に迫ります。
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広く浅くではなく 狭く深く「好き」が僕の出発点
サウナの話からもわかる通り、一度ハマったらとことんのめり込んでしまうのが、僕の性格。広く浅くではなく、狭く深くのオタク気質なところがあるなって自分でも思います。と言っても、昔からそういうタイプだったわけではなくて。むしろ小さい頃はやりたいことがなく、空手に水泳といろいろ習いごとはしていたけれど、続けたいと思ったことはありませんでした。そんな僕を変えてくれたのが、サッカーです。友達に誘われて始めてみたら、めちゃくちゃ楽しくて。そこから僕の人生はサッカー一色。大学のときに怪我をしてサッカーをやめるまで、ずっとサッカー漬けの毎日でした。でも、それが全然苦じゃなかったんです。好きなことに対しては、誰に言われなくても勝手に勉強するし勝手に練習する。「好き」という気持ちこそが僕の原動力なんだってサッカーと出会って知りました。
この仕事を始めてからも、ずっと「好き」のエネルギーが僕を動かしてくれた。今年立ち上げたジュエリーブランド『INFINITIAL』も、新たにスタートしたソロプロジェクトも、すべて僕の「好き」が出発点です。だから、やってて楽しいという気持ちしかなくて。次の楽曲はどういうものにしよう、MVはどういう世界観にしようということを考え出したら、もう止まらない。参考になりそうな素材をディグったり、そこからインスピレーションを広げてアイデアを頭の中で練ったりしていると、気づけば深夜になっていることも(笑)。「ヤバい! 寝なきゃ」って、強制的にシャットダウンするようにしています。それくらいハマると寝食も忘れて夢中になっちゃうんですよね。でもそうやってとことん突きつめる力が、今の僕をつくっている。「好き」は僕の最強の武器なんです。
忙しい毎日は成長のための ボーナスタイム
もう一つ僕がのめり込んでいるものといえば、筋トレ。忙しいときもトレーニングは欠かしません。そうやって筋トレをしているとたまに言われるんですよ、「どこを目指してるの?」って。でも僕は何かを目指して筋トレをしているわけではなくて。筋トレもまた僕にとって、とことん追い込むことで自分と向き合う時間なんです。何かをなし遂げるために一番重要なのは、忍耐力。たとえすぐに結果が出なくても、自分がやると決めたことを折れずに最後までやり抜ける人が夢をつかめると僕は思います。続ける力は誰もが努力すれば身につけられるもの。でも、つい途中であきらめて投げ出してしまう。そのつらいゾーンを乗り越える忍耐力を僕は筋トレで鍛えているんだと思います。たとえ苦しくても、逃げずに筋トレを続けてきたことで、自分に自信を持てるようになりました。そしてその自信が、さらなる壁に立ち向かうエネルギーになる。
ありがたいことに忙しい日々を送らせてもらっていますが、僕は多忙だと思ったことがないんです。だって、やりたいことをやらせてもらえて、それによって成長できるなんて、僕にとって最高のボーナスタイム。キツいなんて言っていられないです。むしろ究極の飽き性である僕にとって、この仕事は天職。作品が変わるたびに新しい現場に行って、そこでいろんな方と出会って。グループと俳優でまた違う面白さも味わえる。おかげで毎日が楽しいです。もちろん疲れたなと思う日はあります。でも、そんなときはいつもイメージするんです。僕たちの仕事の先には、作品を受け取る方がいる。自分がやりたくないなと思いながらつくったものと、自分が心から楽しんでつくったもの。どちらが人の心を動かすものになるか。僕は楽しんでやりたい。自分の好きなことを思い切り楽しんで、一人でも多くの人を幸せにしたいです。
〈衣装クレジット〉モヘアニットジャケット¥52,800(アンセム エー/ENKEL)パンツ¥37,400(ディフォー)チョーカー¥42,900(プリュイ/プリュイ トウキョウ)その他/本人私物
PROFILE
八木勇征(やぎゆうせい)
1997年5月6日生まれ。FANTASTICSのボーカルとして甘い歌声で聴衆を魅了する29歳。2026年『GAME CHANGER』でソロプロジェクトを始動。アーティストとして唯一無二の世界観を確立する一方、俳優としても数々の作品に出演。天性の華やかさと愛らしい素顔で日本はもちろんアジア全域を釘づけにしている。
撮影/角田 航(TRIVAL) ヘアメイク/パクヨンソン(Luana) スタイリング/田中香菜 取材/横川良明 構成/真野まよい 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年10月号「~彼を構成する、愛すべきモノ~MY ESSENTIALS」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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