「主婦力」が人生100時代を生きるカギ③他人の魅力に気づけることが私の強みになりました

資格や特技がなくても、これまで培った「主婦力」を生かして活躍する、先輩主婦が増えています。彼女たちに共通しているのは、方法は違えど自分の強みを発見できたということ。活動のきっかけと“私のまま”で働く、仕事内容をご紹介します。

きっかけは「メークは気持ちも明るくできる」を実感したこと

■主婦力を仕事にしたママ

SHIMAKOさん
月収：パート１ヵ月分の給料くらい（数日間の仕事で）
仕事内容：スキルシェアサービス「ストアカ」で、人それぞれの個性と魅力を引き出すメークレッスンを月に数回開催。似合う化粧品を試して回るコスメツアーも人気。

自分の経験とスキルが人に喜んでもらえることに気づいた

「出産前まで勤めていた化粧品会社では、皮膚の構造やスキンケア、メークにいたるまで、美容に関するあらゆる理論と技術を学びました。質のよい学びの機会に恵まれていたのだと気がついたのは退社してから。友人から指摘されたこともあり、自分の持っている知識や情報が誰かの役に立つかもしれないと思うようになりました」（SHIMAKOさん）

きれいになることは、人を幸せにする

「ご縁があってご病気の方に外見ケアのメーク相談やメークレッスンをした際、メークが仕上がっていくうちにその方の表情がどんどんイキイキといい表情に変わっていくのがわかりました。メークはお顔だけではなく、気持ちまで明るくできることを実感し、改めてメークの力を試したいと思うように。十人十色といいますが、皆さんにそれぞれ素敵な個性と魅力があります。「自分に自信が持てるようになった」「メークをする時間が楽しくなった」など、見た目以上に表情までキラキラとされるお客様を見ると私も嬉しいです」（SHIMAKOさん）