イケアでしか買えない!“弱いけど飲みたい”派が感涙のフルーティーなスウェーデンビール【Writer’s Pick】

イケアといえば、家具や雑貨のイメージが強いですが、スウェーデンの食文化を味わうことができるフードエリアも外せませんよね。ミードボールやシナモンロール、ニシンの酢漬けなど、北欧らしい食品がそろっていて、見ているだけでも楽しくなります。そんなイケアに6月4日(木)からスウェーデンのクラフトビールが仲間入り。日本ではイケアでしか買えないクラフトビールをご紹介します。

ポップなデザインラベルと華やかな味わいのビール

今回発売になったのは、スウェーデンのブルワリー「オムニポロ」から特別に輸入された、フルーティーな味わいの低アルコールクラフトビールです。

ここで、スウェーデンのビール事情を少し。スウェーデンのビールはアルコール濃度に応じて3つに分類され、アルコール度数2.25%以下で酒税対象外のもの、アルコール度数3.5%未満のものは、スーパーやコンビニで買うことができます。アルコール度数3.5%以上のものは、国営の専門店に行かなければ購入できず、しかも、専門店は営業時間が18:00ごろまでと短く、日曜日がお休みだったりします。
そんなスウェーデンの首都ストックホルムで人気のクラフトビールブルワリーが「オムニポロ」。経済学を学んでいたヘノク・フィンティ氏と、イラストレーター&グラフィックデザイナーで、ジーンズブランド「Cheap Monday」の創始者の1人でもあるカール・グランディン氏が、2011年に設立しました。「ビールが飲み物以上の存在になることを目指し、ファッション・デザイン・スタイルその全てのエクスペリエンス(経験)を総合し、楽しんで欲しい」という願いが込められています。彼らならではの自由にデザインされたラベルとユニークなレシピのビールは、2017年に日本にも上陸しています。


鮮やかな色でビールのイメージを変えてくれます。

こんなフルーティーなビールがあるなんて!


今回、イケアが「オムニポロ」から特別に輸入するのは4種類の低アルコールクラフトビール。アルコール度数が0.3%で、華やかな香りと、リンゴンベリーやブルーベリーなどフルーティーな味わいが楽しめます。パッケージも「オムニポロ」らしく、カラフルでスタイリッシュ。一見、ビールの缶には見えないポップな4種類のビールを紹介します。

「Omnipollo Reference Pale Ale オムニポロ レギュラー」(290)

ホップの香りが爽やか。フレッシュなアロマが楽しめる高品質なクラフトビールです。

「Omnipollo Blabarssoppa オムニポロ ブルーベリー&バニラ」(450)

ブルーベリーとバニラをたっぷり使って醸造されたクラフトビール。スウェーデンで 親しまれる昔ながらの「ブルーベリードリンク」がベースになっています。

Omnipollo Nyponsoppa オムニポロ ローズヒップ 450

ローズヒップから作られたクラフトビール。スウェーデンでは誰もが馴染みがあるローズヒップドリンクを連想させるフレーバーです。

Omnipollo Ostkaka オムニポロ リンゴンベリー 450

スウェーデンの伝統的なリンゴンベリー付きのチーズケーキをイメージして作られたクラフトビール。 リンゴンベリーと麦芽の風味にほのかな甘さが相まって、すっきりとした飲みやすい味です。

ビールが苦手な人にもおすすめ!飲みやすさは保証つき

すべてアルコール度数が0.3%とライトで、お休みの日などのランチビールや食前に軽く飲むのにもぴったり。いわゆるビールの匂いもあまりなく、飲んだ後にほんのりビールの風味を感じる程度なので、普段、ビールが苦手という人でも飲みやすいかも。色鮮やかなので、飲む時はグラスに注ぐのがおすすめです。パッケージもカラフルでストックしておいても絵になりますね。ポップなデザイン缶と鮮やかなドリンクの色はお酒っぽく感じないかもしれないので、誤って子どもが飲んでしまわないように注意してください。おうち飲みが増えている今、イケアでしか買えないスウェーデンのクラフトビールを楽しんでみては。

取材・文/岡部礼子

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