「どんなときも“感謝”を」 〜モデル・明希知美さんに学ぶ〜【ジャスフォー世代からの花の咲かせ方⑥】
読者人気上昇中の明希知美さん。大人の雑誌に出演しているモデルさんの中では珍しく、ECモデルから雑誌デビュー。「YAKUZENCREATOR®」としても活躍し、子供たちとのプライベートも楽しんで……二足、三足の草鞋もものともしない笑顔とポジティブマインドが編集部でも話題です。
20代・30代ではなく、40代にさしかかる「今」花が咲いた明希さんの努力の軌跡を追いました。
◯ 明希知美さんてどんな人?
シングルマザーとなったことがきっかけで一念発起。ECモデルから数々のCMにも出演し最近雑誌デビューした遅咲きモデルです!
<06>2拠点生活が、シゴトにも循環しています
仕事だけじゃなく子供とのプライベートも充実させたくて週末は山梨で過ごす2拠点生活をスタート。それが結果、シゴトにも循環しています。
コロナ禍の中、息苦しさを感じていた子供たちを開放してあげたいと、強く思うようになりました。
母方の祖父の実家が山梨にあり、小さい頃からよく山梨へ。そのゆかりのある山梨がとても好きで、家を借りました。平日は東京、週末は山梨という2拠点生活がスタート。
自然に触れ土の上を裸足で歩き、農業体験をして地元の農家さんと仲良くなるにつれ、子供たちが生き生きとしてくるのがわかりました。
あるとき、農家さんのところで形の悪いキュウリを見ている子供に、「これは個性だよ、無農薬で育ったから食べてね」と。キュウリが苦手なのに食べていました(笑)。自然を通して人との触れ合いが深まっているように思います。
こうして週末はリセット、東京に戻ったらまた仕事を頑張れるし、子供たちも元気に学校に行ってくれます。
思い立ったらやってみる、自分と向き合いコツコツとやっていたら、周りのみんなが笑っていました。その喜びが循環してさらにみんなが笑顔になってくれるのが嬉しい。
そんな経験からいくつになっても、好きなことを見つけて自分を磨くことで輝けることを知りました。
どんなときも「感謝」の気持ちを持つことがモデルとしても母としても大切にしていることです。これからも、その気持ちを忘れず頑張りたいと思っています。
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) モデル/明希知美 スタイリスト/MaiKo yoshida ヘア・メーク/森 ユキオ(ROI) 取材/高橋奈央 ※情報は2021年1月号掲載時のものです。