【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 31本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
31/100
セロリとレモンの皮の春巻き
セロリのバキバキ感が苦手でした。高校時代、部活の夏合宿で、仕出し弁当の別添えにセロリがゴロンと1本&マヨネーズ大盛り。涙目で食べました。大人になり、繊維に対して垂直に切ると、「これが、あのセロリ?」と思うほどエレガントになることに気づき、今では大好きに。切り方次第で野菜の印象はガラリと変わります。苦手野菜克服の、ひとつの手です。
【材料】3本分
- セロリ…できるだけ葉が多めについているものを1本(あまりついていないなら2本)
- レモンの皮…1個分
- 塩…ひとつまみ
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
- レモン…好みで
【作り方】
1.セロリは繊維に対して垂直に、2mm幅くらいにスライス、葉の部分は茎ごとみじん切りにする。
2.レモンの皮は、できるだけ薄く千切りにする。
3.1と2をボウルに入れたら、塩をまぶして全体を混ぜ、しんなりするまで置く。
4.3の水分をギュッと絞って、春巻きの皮の上に置き、きっちり巻く。
5.フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で温めたら、そのままの火加減で揚げ焼きする。
6.すべての面が、美味しそうなキツネ色になったら、油をよく切って半分に切り分ける。好みでレモンを搾りながらどうぞ。
【合わせたいお酒】
香りのよい白ワインをキリリと冷やして。
レモンがまだ残っていたら、白和えにしてみませんか?
ローゼンタールHP「白和え百名山」で
セロリとレモン汁を使った白和えの作り方を紹介しています。併せて作ってみてくださいね。
動画でも紹介しています!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子