【Mart2月号予告】コストコのミスジステーキ、いちばん美味しい焼き方は？

コストコならではの塊肉や大容量の魚介パックを美味しく上手に使い切るテクニックをご紹介。人気のイタリアンシェフがミスジステーキの上手な焼き方を教えてくれました。

こちらの記事もおすすめ

コストコの巨大サーモンはマリネ冷凍で美味しく攻略①

どんな商品？

USAビーフプライムミスジステーキ　100gあたり￥338
牛の肩甲骨の内側にあたる部位「ミスジ」をステーキサイズにカットしたもので、真ん中に筋があるのが特徴。少しサシが入った赤身はやわらかく、焼いても煮ても揚げても美味。

焼く前の下処理が大切！　真ん中の筋を取る

筋の部分と赤身部分では適切な火入れの強さも時間も違うので、そのまま調理すると食感が悪くなる原因に。切り取って別々に調理するのがベターです。
筋に沿って包丁を入れ、引っかかる場合は無理をせず、すっと切れる位置を探して筋を切り出します。
筋を切り取ったあとは、つまようじで留めれば再びステーキ用の塊に。つまようじはクロス状に刺すと抜けにくくなります。

ミスジのタリアータのつくり方

イタリア語で「薄く切った」という意味のタリアータ。塊のまま焼いてから薄く切ることで、ピンク色の断面がきれいで豪華な見た目に。素材のうま味をシンプルに味わえます。つけあわせにはベリーのような酸味や甘みのあるものがよく合います。

【材料】
ミスジ ……2枚（約400g）
砂糖…… 適量
塩…… 適量
オリーブオイル…… 大さじ1
にんにく…… 2片
バター…… 大さじ2
しょうゆ ……小さじ2
白ワイン（または日本酒）…… 大さじ2

【つくり方】
１．ミスジの片面に砂糖をふり、塩は両面にふる。
２．フライパンを強火で熱してオリーブオイルを入れ、1の砂糖をふった面から焼く。焼き色がついたら裏返し、中火にして裏面や側面にも軽く焼き色をつける。
３．肉の周りの空いているところにスライスしたにんにく、バターを入れて弱火にし、にんにくの香りがしてきたらしょうゆも入れる。
４．白ワインを入れて全体が混ざったら、泡が収まるまで煮詰める。
５．火を止め、肉にアルミホイルをかぶせてフライパンを軽く斜めにし、5分ほど寝かせてから切り分ける。
６．フライパンに残った肉汁を半量になるまで煮詰め、ソースにする。