湯切り・油切りが簡単に! 柳宗理の「穴あきトング」は使い勝手抜群のツールです

シンプルなデザインで使いやすくファンが多い柳宗理のキッチンツール。丁寧な暮らしを心がけ、家事に使う道具にもこだわっているMart会員の塩貝さんも愛用者のひとりです。今回はツールの中でも塩貝さんいちおし! 穴があいたステンレストングをご紹介します。

使いやすさの秘密は穴にあり! 調理の手間を省いてくれる画期的なトング

柳宗理 穴あきトング

日本のインダストリアルデザイナーの草分け的存在の柳宗理(やなぎそうり)。ケトルやキッチンカトラリーなど生活用品のデザインも数多く手がけ、プロを始めとする多くの人が愛用しています。

今回ご紹介するステンレスの穴あきトングも人気のキッチンツールのひとつ。継ぎ目のないステンレス製のトングで、つかむ部分に小さな穴が開いているところに使いやすさの秘密があります。

塩貝さんおすすめの使い方とは?

穴あきトング 穴アップ

「先端に穴が開いていることにより、茹でた食材の湯切りや揚げ物の油切りがスムーズにできます。いつもの調理の工程をちょっとラクにしてくれるところがお気に入りです」

購入してからヘビロテしているという塩貝さん。さまざまな料理をつくるときに登場しているそうですが、なかでもおすすめの使い方をご紹介します!

【1】サラダの取り分けに

穴あきトング サラダの取り分け

菜箸だと一度にたくさんの量をつかめませんが、穴あきトングを使えばサッと人数分の取り分けができます。

「水で洗った葉物野菜も、トングの穴から水分が自然に出ていくので使い勝手がいいんです」

【2】茹で野菜に

穴あきトング 茹で野菜に

ブロッコリーなどの野菜を茹でるときにも大活躍。鍋から食材を取り出すときに水切りも同時に完了できます。

「時短になるので、お弁当づくりにもおすすめ。穴あきトング自体がステンレス製で熱に強いので、唐揚げや天ぷらといった揚げ物も同じように油切りができますよ」

【3】魚や肉の取り分けに

穴あきトング 魚の取り分けに

水切り、油切り以外の使い方も。お肉をさっと炒めたり、焼いている魚などをひっくり返すのにも便利なのだそう。

「軽い力で食材をつかめるので、タラのムニエルのような柔らかい料理も形を崩すことなくお皿に盛り付けられます」

調理だけでなく盛り付けにも使える万能な「穴あきトング」。キッチンツールは高品質のものを使いたい……という人にもおすすめです。使い勝手のよさをぜひお試しください。

柳宗理 ステンレストング 穴あき W4.7×D7×H22cm ¥2,200 ※参考価格

【お問い合わせ先】
佐藤商事 https://www.yanagi-support.jp/ja/catalog.html

撮影/山下忠之   取材・文/丹下紋香