新しい北海道へ。ボイジャータロットリーダーがゆく【雪ニセコ(セツ・ニセコ)でウェルネスを取り戻す旅】〈スパギフト券プレゼントあり!〉
2020年のコロナ元年を最後に、今年もバカンスとは無縁な夏が終わり、9月の声を聞いて間もないころ、初秋のニセコを訪れました。
夏休みの楽しみさえ忘れてしまった私を迎えてくれたのは、今年8月12日にプレオープンを果たしたラグジュアリーホテル【雪ニセコ】。
1泊2日の滞在が、ウェルネス(意味:よりよく生きようとする生活態度)、ひいてはウェルビーイング(意味:幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態)という言葉を思い出させてくれました。
新千歳空港からニセコまで、車で約2時間半。到着が近づくにつれ眼前に迫って来た羊蹄山は、ホテルのダイニングや客室の素晴らしい借景にもなっています。
客室はスタジオタイプ(41~66㎡)からペントハウス(183~489㎡)まで190室。建物のコンセプト「和」に則り、畳や障子、低い目線で過ごすリラックス感が大切にされています。中には暖炉や露天風呂が配された部屋も。
最もコンパクトなスタジオタイプにもキッチンが備え付けられており、地元の食材を調達して自ら調理することもできます。大きなキッチンや冷蔵庫、ワインセラーを備えた部屋もあるので、レストラン数が少ないと言われるニセコで自炊やシェフの出張サービスを楽しむのも手です。
ウェルネスを満たす雪ニセコが誇るのが、温泉、スパ、ジム、ヨガスタジオから成る、750㎡の面積を誇るウェルネスセンター!
ニセコというとスキーのイメージですが、実は実力派の温泉郷でもあります。泉質は場所によって微妙に異なり、中でも雪ニセコのナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉は柔らかで長湯をしても負担にならず、良質さを誇ります。4つの貸し切り温泉(無料、要予約)も備え、小さい子どもがいる方などにも好評です。
「六花(りっか)スパ」のメニューは、東洋医学、ラグジュアリースパとして名を馳せるラピデムトウキョウのノウハウ、ニセコの自然の恵みを融合させたトリートメントプログラム。
心身のリズムとバランスの改善、免疫力向上などを謳った「アンヌプリの自然の儀式」(90分<冬限定>ボディのみ¥28,000 ※120分はミニフェイシャル付き)はいちばん人気のプログラムで、5種類の中から自ら選ぶオイル、地元の日本酒、ニセコ産のドライハーブなどをすり鉢で合わせたものを使った足浴に始まり、米粉スクラブ、薬草を煮出した湯を含ませたホットタオルで自律神経を沈めた後、マッサージに入ります。
覚醒とリラックス、一見、矛盾するようですが、この2つの合間で過ごした90分は、得も言われぬ爽快感をもたらしてくれました。
ジムは24時間営業、ヨガスタジオは1時間¥2,200からレッスンを用意。リフレッシュのニーズに応えてくれます。
そして、ニセコといえばやはりスキー。雪ニセコからニセコエリアで最大のスキー場「グランヒラフ」までシャトルバスで約2分というアクセスのよさのうえ、今冬にはレンタルスキーショップがオープン。手ぶらで来られるのも嬉しいポイントです。最高のパウダースノーは言うまでもなく、部屋ごとのスキーロッカー、スキーレッスンのアレンジサービス、12月からGWまでスキーを楽しめるなど、スキーヤー、スノーボーダーにとっては魅力づくしです。
【雪ニセコ】というホテル名の由来は「雪月花」。雪、月、花と、季節の美しさを称える言葉で、滞在中、文字どおり四季の美しさを満喫できます。スキーシーズン以外も、トレッキングやゴルフ、釣りやラフティングなど、1年を通じてアクティビティが充実しており、オフシーズンがないと言っても過言ではないかもしれません。