人気ヘアメーク シバタロウさんが教えます!この夏、ケバくならない・汗で崩れない【ナチュラルカラーメーク】

汗、日差し、野外イベント、海……夏は楽しいイベントが多い反面メークの敵があちこちに。どんな場所でもキレイを保つ、ナチュラルメークのテクニックを、今大人気のヘアメークアップアーティスト・シバタロウさんが教えてくれました。 

 

 

太陽の下でも、お家の中でも! どこにいたって接近戦に自信あり
ちょっとしたテクで俄然変わる!

 

 

メークのポイントはこの5パーツ

 

1:アイシャドウはまぶたに自然な陰影をつけるくらいの気持ちで

 

アイシャドウの右上の淡いベージュを二重幅よりややはみ出るくらいの幅に。さらに下まぶたの目尻から内側1.5㎜にも同色を。仕上げに左上の白アイシャドウを下まぶた~涙袋までに。

 

使用するのは右上の淡いベージュと左上の白。見たままの発色や艶感が簡単に実現。アイ カラー クォード 03¥9,200(トム フォード ビューティ)

 

 

 

2:落ちてもわかりにくいピンクベージュでずっと美人見え!

 

濃い色の口紅をのせてしまうと、落ちたときの不健康さや〝落ちました感〟が強いもの。ずっとキレイな印象でいるなら、ベージュピンクをセレクトするのが正解。唇全体にさっと塗って。

 

落ちにくいティントをセレクトするのが、より賢い選択。ディオール アディクト リップティント 321 ¥3,700(パルファン・クリスチャン・ディオール)

 

 

 

3:ストレートラインの眉毛で目ヂカラも若々しさも

 

自分の眉毛で欠けているところをペンシルで埋めて。その後、赤茶の眉パウダーを全体に。仕上げにパウダーをのせた眉の色よりもやや明るめの眉マスカラをON。

 

左から、汗、皮脂、こすれに強いロングキープ処方で、長時間仕上がりが持続。パールが浮かず、パリッと固まらないのも◎。コフレドール アイブロウカラー 02 ¥900〈編集部調べ〉(カネボウ化粧品)パウダーなのに眉毛にピタッと密着。ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウパウダー BR-3 ¥1,200〈編集部調べ〉(コーセー)眉尻が消えない、スーパータフ処方。ファシオパワフルステイ アイブロウ ペンシル BR300 ¥1,400(コーセーコスメニエンス)

 

 

 

4:ラインやマスカラで目のフレームはしっかりと出すようにして!

 

目のインサイドとまつ毛とまつ毛の間には右の茶のペンシルアイライナーを。中央のリキッドライナーで目尻を7㎜ほど伸ばして。仕上げに左のマスカラで自然な目ヂカラを。

 

左から、お湯で簡単にクレンジングできるのに一日中にじまない。生まれつき長く、カールされているようなまつ毛に。ラッシュ パワー マスカラ ロングウェアリング フォーミュラ¥3,500(クリニーク ラボラトリーズ)深みのある発色で目のフレームをくっきりと印象づけます。クレ・ド・ポー ボーテ ライナーリキッドアンタンス 2 ¥5,000(資生堂インターナショナル)滑らかな描き心地で理想のラインを実現。NARS コーライナー 8231¥2,800(NARS JAPAN)

 

 

 

5:お酒を飲んで赤みが出てきても肌に馴染む淡いピンクを

 

チークは透明感の出る淡いピンクをセレクトしましょう。頰の高い位置を起点に耳に向かって楕円形にON。縦に入れると、たるんで見えたり、太って見えたりするので注意。

 

自然ににじみ出るような血色感があるチーク。肌に溶け込む淡いピンクは、酔って顔が赤くなっても安心。シマー リクイド ブラッシュ 01 ¥3,900(SUQQU)

 

 

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト シバタロウさん

 

 

 

2019年『美ST』7月号掲載
撮影/三瓶康友(人物)、河野 望(静物) ヘア・メーク/シバタロウ〈P-cott〉 モデル/橋本マナミ スタイリスト/大塩リエ 取材/棚田トモコ 編集/伊達敦子 撮影協力/EASE

 

美ST