人気スタイリストが『ニットは秋のはじめに一枚だけ』と決めている理由

最小限のワードローブで感度の高いオシャレを楽しむ独自のスタイルから、多くの女性に支持されている人気スタイリスト・斉藤美恵さん。今回は、そんな彼女から、想いを込めて大事にできる“本当に良いモノ”の選び方をキャッチアップ！自分にとっての「少数精鋭」を選び抜くことの豊かさを語っていただきました。

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── 新連載vol.01 ──
スタイリスト斉藤美恵さん
「少数精鋭」のためのお作法

クローゼットは
“最愛”だけ♡
プロジェクト

【今月のお作法】

ニットは秋のはじまりに調達。
今の自分を満たしてくれ、
想いを込めて大事にできる
〝一枚〟だけ、と決めています。

嵩張るニットは必要最低限数に留めたいため、シーズン早めに一枚だけ購入してヘビロテする、がマイルール。まずはクローゼットの中のすべてのニットの見直しからスタートします。色、柄、シルエットなどを検証すると、「ベーシックを今っぽいシルエットに更新させたい」「華やぎのあるものを加えたい」と、欲しいニットが見えてきます。シンプル派の私が華やぎを足すなら無地ニットの延長で着られる霜降り調を、プリントならタイムレスなもの……など永く愛用できるための視点でじっくりリサーチをします。

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斉藤美恵さん

VERY NaVY、VERY、CLASSY.と幅広い世代のファッション誌で活躍。合理的視点や実用性を押さえた最小限のワードローブで感度の高いオシャレを楽しむスタイルにファン多数。ニットは必ず試着して、シルエットを吟味してから買う派。