ホテルジャーナリストに聞いた「円安の今狙い目のアジア旅行先」3選|CLASSY.

自由に海外へ行けるようになったのに、円安の波が襲来!そんな中、アジアリゾート人気に火がついています。今回は高感度な旅好きに加え、ホテル、ビーチ、フードそれぞれの専門家に本当に行ってよかったところだけを教えてもらいました。

 

\アジアリゾートでおすすめの“ホテル”/

Santani Wellness Kandy(スリランカ/ウェラピティヤ)

一見の価値があるミニマリズムな建築美

自由に海外へ行けるようになった

\アーユルヴェーダDr.駐在!至福のウェルネスリトリート/
1泊約5.5万円~/バンダラナイケ国際空港から車で約6時間
「神秘的な場所が多く残るスリランカの古都キャンディから1時間半で辿り着く、隠れ家リゾート。敷地面積約20万㎡という山を含む広大な土地に、558㎡のアーユルヴェーダを中心に、自然派スパトリートメントやウェルネスが充実。フンナスギリヤ山塊、ユネスコ世界遺産のナックルズ保護森林などが見渡せる大自然に包まれ、穏やかに心と体の平和を取り戻せます。(Photos: Santani Wellness Kandy)

自由に海外へ行けるようになった

コンセプトであるグルメ・ウェルネス・キュイジーヌは、アーユルヴェーダの哲学である『ラサ・ハヤ(6つの味覚)』を軸に、自家生産の畑からオーガニックな野菜や安全安心な食材を用いて、可能な限り希望通りの食事が提供されます。

自由に海外へ行けるようになった

自然と共に遊ぶアクティビティも多く、カップルにもおすすめ。

Azerai Can Tho(ベトナム/カントー)

文化や伝統に敬意を払う早起きツアーが刺激的

自由に海外へ行けるようになった

\アマン創業者が手掛ける!手の届く小島の楽園/
1泊約3万円~/カントー国際空港から車で約20分

アマン創始者のホテリエ、エイドリアン・ゼッカが、アマンを離れ’18年に開業。『アゼライ』ブランドは、リーズナブルでありながら極限の快適さを実現。(Photos:Azerai Can Tho)

自由に海外へ行けるようになった

ベトナム第4の大きさを誇るカントーの町は、メコン川のお陰で食文化も豊か。支流ハウ川に浮かぶ小島『AU島』にホテルがあり、専用ボートでエントリーします。国家無形文化遺産に指定された、メコンデルタ最大の観光名所『カイラン水上マーケット』へ、賑わう朝5時から8時頃に専用ボートでガイドと共に訪れるのは、なかなかの醍醐味。ベトナムの庶民生活の躍動感に目が覚め、生きる糧となる光景のパワフルな様に感動します。

自由に海外へ行けるようになった

寂しさを感じさせないスタッフのおもてなしもよく、一人旅にも最適です。

Cameron Highlands Resort(マレーシア/パハン)

茶畑の真ん中で嗜むアフタヌーンティー

自由に海外へ行けるようになった

\マレーシアで涼を感じられる驚きの山岳リゾート/
1泊約2.4万円~/クアラルンプール国際空港から車で約3時間半

1885年創業のクラシカルなホテルらしい趣と、新しさが融合したホテル。英国の国土調査官ウィリアム・キャメロンが初めてこの地を訪れたことから、ホテル名になりました。(Photos:Cameron Highlands Resort)

自由に海外へ行けるようになった

’06年リニューアルし再オープン。ゴルフ場も近く隠れリゾートとして知られ、地元の人にとっては箱根のような存在。家族でも恋人同士でも、特に女性同士の旅には最高な環境です。近くに茶畑が広がり、アフタヌーンティーはそこまでドライブをして、スタッフが用意するお茶やお菓子を、延々と続く茶畑の情景を眺めながら楽しむことができます。

自由に海外へ行けるようになった

’67年に起きた、タイシルクで著名な米国人実業家ジム・トンプソンがホテル滞在中に失踪した事件の現場でもあり、いまだ謎に包まれたままの逸話が残っています。

教えてくれたのは・・・

■ホテルジャーナリスト せきねきょうこさん
フリー仏語会議通訳を経て、’94年より現職。近著『星野リゾート10の物語』(21年・講談社刊)。「AMAN」ほか、有名ホテルのアドバイザーも兼任する。

※価格・ホテルまでの時間は編集部調べ

取材/濱口眞夕子 再構成/Bravoworks.Inc