「歩くパワースポット」と呼ばれて12 年。ずっと続けている開運ルーティンとは【SHOCK EYEさん】

今年ももうあとわずか……。2024年の開運に向けて「歩くパワースポット」と呼ばれている、湘南乃風SHOCK EYEさんにお話を伺いました。年間100社以上訪れるという神社での過ごし方、人生観、2024年に開運のためにすべき習慣など、お聞きしました。

――読んでくださった方の運気アップに少しでも繋がるとしたら、僕にとってこんなに嬉しいことはないです by SHOCK EYE

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SHOCK EYE(ショック アイ)

神奈川県生まれ。RED RICE、若旦那、HAN-KUNと共に「湘南乃風」を結成。ヒット曲「純恋歌」「睡蓮花」は幅広い世代で歌い継がれている。プロデューサーとしても、ハロー!プロジェクト、WEST.、YouTuberのフィッシャーズなどへの楽曲提供を行う。近年では、インスタグラム上で会員限定のコンテンツ「Shrinegram」を運営するなど、音楽以外でも幅広い活動を行っている。

「歩くパワースポット」と呼ばれるようになったきっかけはゲッターズ飯田さんの言葉

もともと番組のゲスト出演をしたときに、占い師のゲッターズ飯田さんに鑑定してもらったことがきっかけです。何万という人の中で1番か2番に運が強く、「運のステージが違う」「歩くパワースポット」だと言ってくださったんです。そこから「SHOCK EYEの写真を待ち受けにすると、いいことが起こるらしい」という噂が広まり、実際に “いいこと報告” が次々と届くようになったんです。

――「待ち受けにしたい」「歩くパワースポット」と言われた現実をどう感じていますか?

とてもありがたく感じていますが、社会現象になり、いよいよ自分の人生に影響し始めてきていると感じたときは正直戸惑いもありました。“湘南乃風の人”ではなく、世間の人々が僕に神頼みするようになっていって。でもこの現実から逃げていても仕方がないと思い、向き合うことにしました。まず「僕は特別な能力を持っている人間ではない」ということを伝えた上で「それでももし僕のことを待ち受けにしたりしていいことが訪れるように期待してくれているなら、自分なりにできることを精一杯やろう」と決めたんです。僕が始めた行動としては、待ち受けにしてくださっている方々の想いを叶えられるように、皆さんの願いを背負って僕自身が神社に行き、納得できることを積み上げていこうとしたんです。そうすると、「音楽とは違う背中の押し方もできている」と感じられるようになり嬉しかったですね。

「年間100社以上訪れる」という神社の魅力は?

今は神社を訪れるのが日課になっていて、年間100社以上は行っています。最初は家の近所からはじまって、ツアーに行ったらその土地の神社へ行くようにしています。また、別で行きたい神社があれば、夜中でも車で1人で行くこともあります。SNSで「行ってきたよ」と伝えると神社の方々も喜んでくれるようになって。せっかく素晴らしい神社なのにあまり知られていない神社やお寺は紹介してあげたいという想いもあるんです。

毎年たくさん訪問しているのですが、自分にとって神社はとても気持ちがいい場所で、どうしても自然豊かな神社に惹かれます。普段都会でスマホやテレビといった、情報が溢れている中で過ごしていて、非日常に触れることができる時間をもっと大切にするべきだと思うんです。神社に行くのは海に行って夕日を見つめるのと同じで、自然のものを見て感じることで普段忘れていた当たり前のことにも感謝ができます。さらに自分の本当の願いに気付いたりと、自分を見つめ直す瞬間でもあります。日々縛り付ける悩み、価値観がある中で気付きがあって、ひらめきもあって、ご利益に繋がりますよ。

神社は願い事を叶えてもらうところではなく、感謝を伝える場所

まず、神社には1人で行くことをおすすめします。家族とも楽しいですが、どうしても観光になってしまい自分を見つめる時間にするのは難しいので、自分自身に願いがあったり描いている自分があるなら、できればせかせか訪問するのではなく、しっかり時間を作った方が良いと思っています。

神社に行くとお願い事をする、という習慣は僕はやめていて、神様に感謝を伝えるようにしています。ふと、願いばかり伝えている自分は強欲だなと思ったからです。逆に神様の願いってなんだろう、と最近は思うようになり、神様の願いを広めるお手伝いってなんだろう?と考え、行動しています。人と人との繋がりと一緒で、叶えてもらうばかりでなく、叶えてあげることも大事だなって。

神社に行って何か気配を感じたり、怖いと感じる場合は自分に後ろめたいことがある時な気がします。神社は鏡なので、仏像を見てなんか怖いなと感じたり、誰かに見られているような気がすると下を向いてしまうのは、疾しいことがある時じゃないかな。自信を持って人生を全うしていたら、神様って善人の味方なのでそんなことは感じないはずです。山奥の小さい神社や大自然に囲まれた神社に行くと自分自身を心底見つめ直せて、自分の小ささに気付くこともできるので僕は有名なところ以外にも足を運んでいます。

今思う"最強のパワースポット"は、自分のルーツがある場所

最強のパワースポットは最近でいうと、自分の先祖がいた地です。奈良の高取という場所なんですが、自分だけが感じる大切なルーツですよね。お墓参りには皆さん行きますが、自分のルーツを辿ることは中々ないと思うのですごくオススメです。結局「自分ってなんなんだろう」「自分の存在や役目、なんのためにこの世に生まれてきたんだろう」という疑問の答えはわからないのですが、生まれてきた原点を知ることでその延長に今の自分があるんだな、とヒントが見えてきます。このあと生きていく子孫が同じようにルーツに触れたときに、僕の存在を誇ってもらえるような人間になれたらいいなと思います。

人の価値観って、どれだけ長生きしたか、どれだけ稼いだかではなく、死んでからその人の人生の価値がわかると思うんです。最後にお別れをするときに誰に看取られるのか、どう亡くなっていくのかがその人の全てなんです。今の行動の選択が、500年後の自分から見たときにどう思うのか、逆算して目指していける人生にしたいです。

開運のために心がけている3つの小さな習慣

1,挨拶

どんなに忙しくても、必ず相手が気持ちいいと感じる声のトーンで言うこと。家でも仕事場でも元気よくする。その日の気分や運気までも決まります。

2,好きなものを食べる

歳をとっていくと体型や健康を考えて食べたいものでも控えたりしますよね。時には必要かもしれませんが、食べたいものを食べることで幸せにも繋がり運気もアップしていきます。僕は家系ラーメンやハンバーガーが好きでよく食べています。

3,自分に起きたいいことを思い出す

寝る前にはいいテンションで眠りにつくことが大切。幸せのハードルが低い方が日々幸せなので、小さな幸せでも気付く習慣をつけリピートすることで開運にも繋がります。

▲逆に運気を下げる絶対してはいけないことは、「自分自身を否定すること」です。自分自身を認め、褒めてあげることで人生がいい方向へと拓き運気も上昇します。人の見ていないところでやる自分の良行は特に良く、逆に人が見ていないところでする悪行はかなり運気が下がります。さらに、人の見ているところだけでしか頑張らない、というのが最も運気を下げることに繋がっていきます。

2024年も皆様にとって素敵な年になるよう願っています。

撮影/古水良 モデル/SHOCK EYE ヘア・メーク/大島千穂 スタイリスト/渕上カン 取材/小出真梨子

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