味噌づくり、梅仕事…子どもたちと食を楽しむ、我が家の手しごと事情【Mart WEEKENDER米澤可奈子】
暖かい日が続いた2023年の秋ですが、ようやく本格的な冬が到来。徐々に寒さが厳しくなってきましたね。四季折々の食をすばらしさ、大切さは、自宅のキッチンから子どもたちにも感じて欲しいと思っています。この1年間も振り返りつつ、我が家のキッチンを見渡して思い出を振り返ります。
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梅干しやお味噌など、毎日の食卓では家族で手づくりした食べ物を美味しくいただいています。夏に漬けた梅干しや、冬に仕込んだお味噌が、子どもたちと一緒にすくすく育っている感覚です。その他にもキッチンには、酵素ジュースやコンブチャなど発酵食品たちが並んでいます。
季節の手仕事は、材料はとてもシンプル。お味噌ならば、大豆、麹、塩。
梅干しは梅と塩。シンプルなのに、どの製品よりも美味しく感じるのは、手づくりしているおかげだなぁと感じます。
夏には梅干しづくりを
まずは梅干しづくりを振り返ります。毎年6月~7月に、子どもたち3人と週末仕込みます。週末仕事のあるパパも、参加できる時は一緒に。
良く洗って拭いて、ヘタを取り…と。3人の子どもたちの年齢に合わせてできることをやってもらっています。
これは3年ほど前の梅仕事の日。子どもたちはまだあどけなく、懐かしさも感じます。こうして、家で何か一緒にするときも手元にあるスマホでさっと写真を撮っておくと、自分の思い出にもなると思いますし、子どもたちが大きくなったらこんなことを家族でしたんだな、と感じられるのではないかな、と思っています。
味噌づくりも恒例です
冬のお味噌づくりの季節が近づいてきましたね。こちらも我が家は、子どもたちに手伝ってもらいながら”手前味噌”づくりが恒例行事です。
茹でた大豆を潰して、塩と麹を混ぜた塩きり麹を合わせます。自分の手で混ぜていく感覚も、子どもたちにとっては楽しいもの。最初からワイワイと盛り上がります。
そして味噌玉をつくります。味噌玉を勢いよく樽に投げ、積み重ねていくのですが、毎年つくっている子どもたちは慣れた手つきで、マインドフルにつくりあげていきます。
年末は手づくりおせちもいいですね! 我が家もトライしてみます。みなさんも、ぜひ家族と、友人と、ぜひ季節の手仕事を楽しんでみて下さいね。