【THE ROWの「マルゴー」】ここ数年、絶大な人気を集めるバッグの魅力を愛用者に聞いた【どんな人にも合う】
端正なスクエアフォルム、サイドにあしらわれた控えめなベルト、そして、触れた瞬間虜になる上質なレザー――ロゴも目立たず、限りなく〝匿名〞である「マルゴー」。なぜこのシンプルなバッグに、私たちはここまで惹かれるんだろう?それはきっと、このバッグの佇まいに理想の女性像を描いているから。クラッシィ世代が憧れる最愛のバッグ、その理由をひもときます。
どんな人にも、どんなファッションにも寄り添って、パーソナリティを際立たせるバッグだと思います
中村麻美さん(28歳・アパレルディレクター)
普段からアイボリーやベージュの洋服を選ぶことが多いので、この絶妙な色合いのマルゴーが自分のスタイルにしっくりはまりました。
COAT,TOPS,PANTS/ánuans,BELT/HERMÈS
中村麻美さんが「マルゴー」を欲しい理由
もともと「ザ・ロウ」というブランドのモノ作りに対する妥協のない姿勢や信念に魅了され、いつかはバッグを手にしたいと思っていました。アイコンバッグの中でもマルゴーとソフィアのどちらにしようかとても迷って…今までの私なら、キレイめでかっちりしたデザインのソフィアを選んでいたと思います。ただマルゴーから放たれる存在感、そして「新しい自分に出会えるかもしれない」という期待感が決定打になりました。大きいサイズのバッグを持っていなかったので新鮮なバランスで持てるし、手持ちの服も違った見え方に。マルゴーのラフな抜け感が、私の普段のキレイめなスタイリングから、ちょうどよくコンサバ感を抜いてくれます。
最初はサイズ15の大きさが、低身長の私には大きすぎるかもしれないと心配もしていました。でも実際に持ってみると、不思議なくらいしっくりなじんで。シンプルな佇まいだからこそ、一人一人の個性を際立たせてくれるのがマルゴーの魅力だと思います。これから先、年齢を重ねていく中で自分のスタイルが変化しても、ずっと寄り添ってくれるバッグだと信じています。メンテナンスをしながら、大切に使っていきたいです。
\Asami's Margaux DATA/
1.色は?:ムスキオ
2.レザーは?:サドルレザー
3.サイズは?:15
4.いつ、どこで買った?:今年、伊勢丹新宿店で
『くたっと柔らかくなってきて、より愛着が湧きます。緊張しながら使っていましたが、今はデイリーに愛用中です。』
※文中のバッグのサイズは、H=タテ、W=ヨコ、D=マチです。
撮影/佐々木 健 ヘアメーク/あきやまひとみ 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks.Inc