ストレス解消には涙活がいい!熱い友情に泣ける韓国ドラマ【おすすめ4選】
生活が多様化し忙しいSTORY世代。ストレスフルな毎日の中で実は「泣く」ことは、医学的にも証明されている究極癒し方法と言われています。本誌7月号の涙活特集『「泣ける韓国ドラマ」について、語りあかそう』では、「泣く」ことにスポットを当て「泣ける韓国」ドラマを特集。韓国ドラマ通達の「泣ける韓国ドラマ」を紹介しました。STORYwebでは、スピンオフ企画として本誌では紹介しきれなかった作品を紹介していきます。今回は、万国共通である、親友との永遠の絆に涙する「泣ける韓国ドラマ・友情編」。本誌で紹介した『39歳』『二十五、二十一』以外の、韓国ドラマ通たちのイチオシの作品を紹介します。
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刑務所生活は希望か絶望か・・・・・・『刑務所のルールブック』
STORY
韓国野球界のスーパースター、キム・ジェヒョク(パク・ヘス)は、メジャーリーグ契約のため数日後に渡米を控えていたが、妹に乱暴をしようとした男を捕まえようとして意図せず重症を負わせてしまう。まさかの実刑判決を受け、移送された西部刑務所で殺人罪の元ヤクザ、キム・ミンチョル(チェ・ムソン)、麻薬をやめられない財閥2世ユ・ハニャン(イ・キュヒョン)、傷害致死罪の元陸軍大佐ユ・ジョンウ(チョン・ヘイン)などに出会う。親友で刑務官のイ・ジュノ(チョン・ギョンホ)、元恋人のキム・ジホ(クリスタル)を心の支えにしながら、個性豊かな面々と、刑務所生活をスタートさせるが・・・・・・
韓国ドラマ通のコメント
「刑務所に入ったのは、希望か絶望か。ヒーローからのまさかの刑務所生活。この作品は、嗚咽や号泣ではないけれど、ホロリと泣ける、ユーモアを交えた人間味溢れるストーリーが魅力。絶望的な気持ちになるような悲劇に悲しみ、不条理なことを怒ったり、でも笑いも散りばめられている。喜怒哀楽をバランスよく構成する韓国ドラマならではのよさを満喫できます。ヒューマンドラマと位置付ける人もいるかもしれませんが、私はジェヒョクが刑務所で出会った様々な人達との人間関係、友情に涙したので友情ドラマとして推薦。キム・ミンチョルの回は何度も見直すほど感動し泣きました。極悪人は出てこない、悲しく切なさはあるけれど心が温かくなる名作です。(STORYライター・小花有紀さん)」
命をかけて支え合える仲間に感動『花郎<ファラン>』
STORY
花郎(ファラン)とは、新羅時代に存在した、門閥と学識があり、容姿端麗である人で作られた青少年修養団体のこと。賤民の村で暮らすムミョン(パク・ソジュン)は、生き別れた家族を探したいという親友と共に都に潜入する。その頃、新羅第24代王の真興王の母、只召太后は見目麗しい貴公子を集めて王の親衛隊「花郎」を創成すると宣言。ムミョンはある理由から、花郎になることを決意するが・・・・・・
韓国ドラマ通のコメント
「実際、容姿端麗な青少年だったと言われる花郎のメンバーを演じるのは、パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、ミンホ(SHINee)、V(BTS)、ト・ジハン、チョ・ユヌ。超豪華なスターメンバーが出演したことばかり注目されてしまうドラマですが、花郎の成長を描き、男同志の友情に胸が熱くなり涙なくしては見られないドラマ。一番涙腺を刺激されたのは、ドラマ初出演だったBTSのVが演じるハンソンと、パク・ソジュン演じるソヌ(ムミョン)の、“ある”シーン。いじらしいVの迫真の演技に心がぎゅっと締め付けられ号泣でした。もちろん、キュンとするシーンも満載。メロと感動、同時に楽しめます! (フリーランス映画PR・山口紅子さん)」
芽生えてはいけない友情に涙『最悪の悪』
STORY
時は1995年。田舎町の刑事、パク・ジュンモ(チ・チャンウク)は、昇進を狙って韓国から日本へ流れる麻薬密売組織を解体するための日韓合同捜査に参加。チョン・ギチョル(ウィ・ハジュン)が代表を務める新興の犯罪組織“江南連合”に潜入捜査をする。はじめはジュンモを疑っていたギチョルだが、徐々に誰よりもジュンモを信用し、組織の重役に抜擢する。ジュンモの身を案じる同じく刑事の妻のユ・ウィジョン(イム・セミ)は、組織に接触。ギチョルとのある縁が発覚し、複雑な関係になっていくが・・・・・・
韓国ドラマ通のコメント
「犯罪組織に潜入捜査をするハードなノワールドラマですが、チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、そして振興組織の仲間たちの乱暴でありながらも、友情の狭間で揺れる心の機微を繊細に表現した演技力に、始終切なさが心を締め付けるドラマ。男女のメロもありますが、やはり心を打たれるのは、男同士の友情。ノワールでアクションというハードな表現に対比するように際立つ、友情による心の隙、優しさ、弱さ。チ・チャンウクのこれまでのイメージを打ち破るタフな表現もさすがですが、何よりもウィ・ハジュンの極悪非道と、紳士で仲間想いの両面をもつギチョルという複雑な役柄の演じ分けがすごい! とんでもない悪者なのになぜか同情してしまい、ラストは涙がとまりませんでした。(STORYライター・味澤彩子)」
一緒に叩ける友情って最高! 『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』
STORY
業界第1位のポータルサイト“ユニコーン”でサービス戦略本部長を務めるペ・タミ(イム・スジョン)は、理不尽な原因で解雇されてしまう。その後、業界第2位のライバル会社“バロ”にスカウトされ転職し、10歳年下のパク・モゴン(チャン・ギヨン)との恋愛、仕事と奮闘する。一方、“バロ”のソリが合わない先輩チャ・ヒョン(イ・ダヒ)、“ユニコーン”の理事、ソン・ガギョン(チョン・ヘジン)の恋愛模様も動き始め・・・・・・
韓国ドラマ通のコメント
「アラフォー女子3人の恋愛、仕事、友情を描いたラブコメディ。40歳という節目を目の前にして、年下男性に振り回されたり、無名の俳優に恋したり、結婚生活に悩んだり。タイトル通り、リアルでキュンとする恋愛模様も楽しめますが、ゴリゴリの恋愛要素だけではなく、バリキャリである3人が仕事での悩み、奮闘、上司や同僚との関係性にも共感できるのがこの作品の魅力。女性同士の友情って、複雑だと思うんです。仲良かったのに些細なことでケンカしたり、比べてしまったり、環境によって疎遠になってしまったり。でもこの作品では、3人の女性が仕事で正々堂々と勝負する、敵対視していた女性達が仕事を通して関係が変化していくのが清々しくて、そして同じ働く女性として胸が熱くなり、心地いい涙が流れます。いくつになっても、一緒に切磋琢磨して戦える、支え合えるって最高! 結婚や恋愛がすべてじゃない。そう改めて感じさせてくれる、節目節目に見たい作品です。(フォトグラファー・天日恵美子さん)」
『泣ける韓国ドラマ~お仕事編~』を推薦してくれたのは・・・・・・
STORYライター・小花有紀さん
韓国ドラマにはまったきっかけは、『コーヒープリンス1号店』のコン・ユが気になり始めてから。持ち前の集中力でドラマをかたっぱしから一気見、情報収集力を生かし気がついた頃には韓国ドラマ通に。泣きの演技がうまいと思う俳優は、キム・スヒョンとソ・イングク。
フリーランス映画PR・山口紅子さん
韓国ドラマとの出会いは朝の地上波で放送していた『トッケビ』。あまりの面白さ、俳優達の素晴らしい演技力に感銘を受け気になるキャストを中心に芋づる式に見漁るように。ジャンルを問わず本国で話題になっているドラマを必ずチェックするように。韓国ドラマ愛を仕事に繋げるべく仲間と韓国の短編映画を買い付け、配給を手掛けたことも。好きな俳優はパク・ソジュン。
フォトグラファー・天日恵美子さん
第一次韓流ブームから韓国ドラマを見漁るようになり、撮影現場では、全スタッフにおすすめドラマを聞かれる韓ドラ博士。キム・スヒョン。パク・ソジュン、チョン・ヘインなど、韓国の若手イケメン俳優が来日するたびに撮影を担当。フォトグラファーしか知りえない情報ももつ。
この記事を書いたのは・・・・・・
STORYライター・味澤彩子
韓国ドラマだけでなくファッション、皇室、美容、カルチャーとさまざまなジャンルを担当するライター。一度ハマるととことん突き詰める生まれながらのオタク気質で、感動する作品に出合うと、スタッフ、俳優、関連する作品を芋づる式に鑑賞し、寝る暇も惜しんで韓流ドラマ三昧。気がついたら、ビジュアル、内容、演出、文化面多方面から語るようになり、韓ドラの1人おすぎとピーコと言われるように。好きな俳優はカン・ハヌル、好きな脚本家はイム・サンチュン作家。最近は『ソンジェ背負って走れ』『卒業』には沼り中!
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