【元宝塚男役スター・七海ひろきさん】が毎日食べてる意外なモノ「内臓の状態は肌に出るから」
新たなステージで輝き続ける宝塚OGの美しさの秘密を“素化粧”から紐解きます。今回は元星組男役スター・七海ひろきさん。退団後、新境地を拓きファンを増やし続ける七海さんの美しさの源は“自分らしさ”の追求にありました。
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ツヤを抑えたノーカラーのニュートラルメークが基本
「基本はニュートラルなメーク。普段のベースはコンシーラーとパウダーのみでツヤも控えめ。そのかわり肌の透明感にこだわっています。その日の肌状態を教えてくれるエンビロンのローションから始まり、保湿ケアを入念に。ポイントメークもノーカラー&マット仕上げ。その日のファッション、気分に合わせてアイラインの目尻をアレンジして。目と眉の間を狭く見せる眉の描き方を工夫しています」
《Profile》
茨城県水戸市出身。小学校のときに天海祐希さんの『風と共に去りぬ』をテレビで見て宝塚に開眼。東京の受験スクールに通い2度目の受験で合格。2003年、89期生として入団。宙組に配属後、2015年に星組へ組替えし男役スターとして活躍。2019年に退団後は、俳優、声優、アーティストとして多方面で活躍。ドラマ「合コンに行ったら女がいなかった話」をはじめ、多数の舞台で主演を務める。主な舞台出演作は、「舞台『刀剣乱舞』禺伝矛盾源氏物語」歌仙兼定役、舞台「サイボーグ009」009/島村ジョー役など。9月には手塚治虫の名作「七色いんこ」をミュージカル化した、ミュージカル「七色いんこ」で、主人公七色いんこ役として出演が決定。
▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフの化粧を指す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の「すみれ募金」から始まり、本科生からは稽古場に行く際も素化粧が必須、セルフメークのテクを学んでいく。
七海さんの愛用コスメ
1「洗顔後すぐの肌に使うとその日の肌状態がわかる高機能ローション」エンビロン C-クエンストーナー130ml¥11,990(プロティア・ジャパン)2「ツヤが出すぎずさらっとした仕上がり。清涼感のあるつけ心地も好きです」アディクションリップセラム¥3,300(アディクション ビューティ)3「極細でラインの長さを調整しやすい」メイベリン ハイパーシャープ ライナー R BK-1 漆黒ブラック¥1,419(メイベリン ニューヨーク)
七海さんの素化粧のポイントは
左/「エンビロンのローションをつけてぴりっとするときは乾燥しているサイン。念入りに保湿します」右/「唇は色味を感じさせないリップセラムのみ。アディクションのマットな質感でメークのバランスをとります」
味噌、梅干しの腸活で内側から肌をきれいに
「内臓の状態は肌に出ると聞いてから、お味噌汁と梅干しを毎日食べるようにしています。梅干しはプチ断食した後の回復食で食べたら栄養が吸収されていくのを実感して以来習慣に。お味噌汁はインスタントでもOK。具が最中に入っているタイプは美味しくてよく食べます」
《衣装クレジット》
シャツ¥95,700(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン東京ミッドタウン店)イヤカフ¥15,400 バングル¥74,800 リング¥33,000(すべてセルジュ・トラヴァル/アッシュ・ペー・フランス)
2024年『美ST』7月号掲載
撮影/八木淳(SIGNO)〈人物・静物〉 ヘア・メーク/木部明美(PEACE MONKEY) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) 取材/稲益智恵子 再構成/Bravoworks,Inc.
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