【キャリアの深め方】26歳の「選択肢を広げるために博士号を取得したい」
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様々な場面で人生のターニングポイントを迎え始めるCLASSY.世代。結婚に興味がある人が多いけれど大切なのはそれだけじゃないのも事実。「いま、結婚よりしたいこと」がある働く女子に、大事にしていること、見据える未来について聞きました。今回は都内の大学院でサスティナビリティや環境教育に関する研究をする天野真衣さんのインタビューです。
キャリアの選択肢を広げるために
博士号を取得したい
天野真衣さん(26歳)
父の転勤で15歳からイギリスへ。2年前に帰国し、都内の大学院でサステナビリティや環境教育に関する研究をしています。この分野に進んだきっかけは10歳のとき、旅行先インドで見た光景。物乞いをする同年代の姿に、生まれた場所が違うだけでなぜこんなに差が?と衝撃を受けました。そこから社会格差や貧困問題について学ぶうち、その背景にある環境問題にも目を向けるように。地球規模の問題に、不安と同時にどうにかしなくてはという思いが芽生えました。
イギリスに移ってからは高校で社会学と環境学を、大学で環境問題、社会問題をより深く勉強するために地政学を専攻しました。大学院への進学を決めたのは、自分の知見をより深めたい、より勉強、研究したいことがあったから。自分で決めたことだから、自力で学費を払える日本の国立大学院を選びました。卒業が近いので、修士論文と博士課程入試が、いま頑張りたいこと。
日本では就職や結婚をある種のゴールのように語られがちですが、私にはそれが疑問です。海外では日本の新卒の概念と異なるところも多く、途中で方向転換する人も多い印象。それぞれがやりたいことを尊重するので、周りと比較して焦ることが少ないのかもしれません。私は自分の目標を達成するための道を模索している最中。扱う内容柄、暗い気持ちになることも多いですが、その中でも楽しめることに出合いたい。そして、それを見つけたときに行動に移せるだけの知識や力を蓄えたいです。
\天野さんの私生活をのぞき見!/
撮影/花村克彦(Ajoite) 取材/飯室紗季 編集/前田章子 撮影協力/I_PILATES 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2024年12月号「私たちは、いま結婚よりしたいことがある!」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。