近藤千尋さん“夫とずっと仲良し”の理由4選!新米夫婦のモヤモヤをズバリ解決集
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大好きな彼と結婚、お互い仕事をがんばって、家事も分担。いい感じで楽しい結婚生活だけど、意外と一歩下がって甲斐甲斐しく、彼を尊重しているケースも。もうすぐ結婚10年!でずっと仲良し、“対等”な夫婦を実践しているちぴちゃんに、そのコツをアドバイスしてもらいます!
「ファッション好きの彼の服、私が洗濯するとき失敗しないか緊張...」
井山 かおりさん(28歳)/井山 空さん(28歳)

妻「ほぼ在宅勤務なので、家事は9割私が担当。分担をルール化したくなくて、気づいた方がやるというスタイルに不満はないけど、彼のニットを洗うのに毎回緊張。強要はされてないけど、“ネットを使用、必ず平干し”の暗黙のルールを守らないと、とプレッシャーが」夫「お気に入りの服は長く大切にしたくて。こうしてってお願いしなくても丁寧に洗濯してくれて、ありがたいです」
こだわりのある家事はこだわりのある方がするのが基本。今のうちに家事育児の優先順位を話し合って

\家事の5:5って意外と難しい…!/
平干し、ちゃんとしててえらい!私なら、まずやらないです(笑)。今は、彼のルールを尊重してできているけど、今後もし子どもができたら到底無理!家事を効率よく回すためにも、かごを二つに分けて、「洗っていいやつをこっちに入れて!」って分別するかも。彼がこだわりのある洗濯は、割り切って自分でやってもらいましょう。彼がフル出社で自分が在宅だから家事はしなきゃっていうのも思わなくていいと思う。だって在宅でも働いているのは一緒だし、家計が折半だったら、家事も折半!(笑)でも、うちもそうだけど共働きだと完全な5:5は難しい、というところもあるよね。私も週に2回くらい「私ばっかり仕事の時間調整して…」と思います。ルール化するのはそれはそれで縛られて苦しくなったり、自分がちゃんとしているとその分相手に見返りを求めちゃったり…。
一方で、旦那さんに尽くしたいっていう気持ち、私もわかる!でも、「私ばっかりやってる…」思考に陥る前に、家事育児の優先順位を二人でちゃんと話し合うのが大事だと思う。あと、伝え方もポイントで、例えば「もしも赤ちゃんができたら、洗濯も増えるし、初めての育児にいっぱいいっぱいになっちゃうと思うから、〇〇はやってもらえたらうれしいな」と、予言しておく。イライラしたくないし、ずっと大好きでいたいからこそ、優先順位をつけて協力体制をとりたいっていうコンセンサスをとっておく。そうしたら、子どもができて、2人だけの関係から“家族”というチームになっていく時にお互いを思い合って協力できるはず。あと、我が家は夫婦でとにかく喋る!子どもが学校から帰ってくるまで1時間あったら、腕を組んで一緒にコーヒー飲みに行っちゃう。普段から2人で話す時間を大事にしていたら、家事育児についての提案も、すんなり納得できると思います。
今回、相談した夫婦は…井山さん夫妻

井山 かおりさん(28歳)/井山 空さん(28歳)
結婚してもうすぐ1年の新婚。空さんは一人暮らし経験あり、かおりさんはなし。どちらも商社勤務、平日の夕食作りは先に帰宅した方が担当。寝る時のエアコン設定は夫婦の攻防戦。趣味の海外旅行に投資、GWにベトナムのダナン、7月にハワイ旅行を計画中。
「お金の管理は得意な彼担当。聞けば教えてもらえるけれど、今いくらあるのかよくわかりません」
平井萌優さん(30歳)/平井辰典さん(35歳)

妻「貯金や投資は知識があって計画性もある彼が担当。苦手なところをやってもらってありがたいけど、貯蓄の総額は把握できず。ふと気になって聞くと答えてくれるけど、私も今の状況をちゃんと知っておきたいし、情報を共有してほしいです」夫「聞かれたたらその都度答えているけど、いつも覚えていない気が(笑)議事録もあるので資産状況を確認できるようにしてるつもりなんだけど…」
ログインアドレスは教えてもらって!

\家のお金は“見える化”がベスト!/
私は、結婚前に夫の通帳を全部見せてもらって、当時の給料明細も全部確認。もちろん私のも全部見せて、夫婦のお金を“見える化”しました!2人で働いて家庭を回していくんだから、クリアにしておくってすごく大事。資産状況も、旦那さんに都度聞くのではなく、ネットバンキングなら自分のタイミングでアクセスできるよう、ログインアドレスは共有してもらいましょう。投資はいい時も悪い時もあるから、一喜一憂しないことが前提だけど、やっぱり増えていたらモチベも上がるし、二人で増やしていこうって、より自分ごと化できるはず。我が家は夫婦で家族用のクレジットカードを作って生活雑貨や子どもの習い事にかかるお金はすべてそれで決済。自分のカードでトイレットペーパーとか買うと後でもやもやするから、きっちり分けるし、彼の支払いが遅れると何度でも催促します(笑)。お金ってちょっとのズレでも心のズレに繋がって、これくらいいいか、がイライラに変わったりする。夫婦のすれ違いにも発展する可能性があるからこそ、家のお金は断然“見える化”がオススメです。
今回、相談した夫婦は…平井さん夫妻

平井萌優さん(30歳)/平井辰典さん(35歳)
結婚3年目で共にメーカー勤務。お互いに在宅が多く、ヨガとドラム、と趣味もそれぞれ謳歌。家を建てようと計画中で、ローンを組んだり大きな支出や投資は夫が主導。ライフプランに合わせて資産形成をすべく、FPにも相談経験ありの堅実派。
「貯金に献立に旅行手配...“考える家事”が私担当で、なんだか負担です」
飯田 美月さん(26歳)/青木 伸之介さん(25歳)

妻「結婚に向けて貯金を始めた最近。お金に対してふんわりしている彼が心配で、管理は私がすることに。他にも平日の作り置き、旅行の計画…、と“考える家事”が多く、単純作業の家事担当の彼と比べて不公平?と感じることも」夫「主に掃除を担当、料理も最近ちょっとずつ覚え始めているけど、しっかり者の彼女に任せてしまっているところが多いです」
自分でやったほうが早いから、と思いがちだけど全部やってしまうと相手への尊敬がなくなる?!

考える家事って、常に頭がフル回転。確かに、掃除やゴミ出しの単純作業よりもハードかも。でもだからと言って、自分のクオリティを相手に求めることは難しいから任せきれずに結局自分でやっちゃうというジレンマ、すごく共感。私も、自分でやった方が早い!ってやってしまうことが多いけど、やっぱり抱え過ぎるとしんどくなって不満が大きくなっちゃう。これから結婚すると“考える家事”はもっと増えるから、我が家は子どもの塾の送迎や、勉強のサポートは夫も巻きこんでやってもらう!家庭で、自分が司令塔になって人を動かすことが得意なら、割り切ってそこに徹するのもひとつ。逆に、彼の得意なこともあるはずで、それを担当してもらいましょう。我が家の場合は、車やwifiなどのネット系は夫が担当。全部をやりすぎちゃうと、相手への尊敬がなくなって、愛情も段々となくなっちゃう。そうならないために、常に相手の尊敬できるところを探して、相手を褒める!私も実践しています(笑)。
今回、相談した夫婦は…飯田さんと青木さん

飯田 美月さん(26歳)/青木 伸之介さん(25歳)
美容看護師、IT系企業にそれぞれ勤務。同棲生活2年半、結婚に向けて(30歳までにしたい!)毎月2人で同じ金額を出し合って生活。休日は、湘南方面に美味しいものを食べに行くのが共通の趣味。
「マンション・車・家具に観葉植物...最終決定権がいつも夫、な気がしています」
原口 絵里奈さん(31歳)/原口 正太郎さん(34歳)

妻「家や車、家具の購入など、大きなお金が動くときは、夫の意見が優先されがち。私の意見は参考程度で終わっている気がして、決定権のバランスを保つのが難しいです。家具のデザインや観葉植物は私も選びたい!」夫「プレゼンし合って意思は尊重しているつもりだけど、買いたいお店のハードルが高くて予算がオーバーしがちだから…」
どちらがより使うか、で考えてみて!夫婦にプレゼンは必要ないかも

\最終決定権、時には熱意最優先もあり!/
お互いの思いが強くて、家具選びって熱が入りがち(笑)。すごくわかる!もちろんそれぞれの意見は大事だけど、妻のほうが家にいる時間が長ければ意思決定の割合は6:4でもいいかも?例えば、「マタニティ期にこのソファでくつろぎたい」っていう思いがあったら決定権は妻にあっていいと思う。夫も、妻の環境を整えるための諸経費って思えばもっと柔軟に受け止められるはず。どっちがより使うかを冷静に考えつつ、思いの強さを伝えるのも大事。でも、プレゼンって慣れているほうがどうしても優位になることが多いから、時には機能性とか利便性だけでは語れない熱い思いを優先してもいいと思う(笑)夫婦二人のうちに、意思決定のバランスを図っておく方がいい!もし子どもができたらもっと選択と決断が増えるから。ここだけは譲れないっていうポイントを理解して優先してくれたら、今度は譲ろうって自然とお互いを尊重、ずっと仲良くいられると思う!
今回、相談した夫婦は…原口さん夫妻

原口 絵里奈さん(31歳)/原口 正太郎さん(34歳)
結婚3年目にしてマンションを購入済み。休みの日はインテリアや家具を見にいくのが最近の楽しみ。共にIT系企業で営業職、多忙を極めつつも家事は家電やミールキットなどを駆使してタイパ重視。
2人のうちに“対等”をフツーにして!

尽くしたい気持ち、わかります!だけど「私ばっかり」と思うならその時点でやめたほうがいい。モヤモヤは時が経てば経つほど問題に発展するから。親の時代とは違います。とはいえ、私もモヤモヤするときはあって、そんなときは夫に長文LINEを送ります(笑)。
教えてくれたのは…近藤千尋さん

1989年12月15日生まれ。いつでもハッピーオーラ全開、雑誌VERYをはじめ、TVやCMでもひっぱりだこ。愛称は「ちぴちゃん」。2015年にお笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久さんと結婚。7歳、5歳、5カ月を育てるパワフルな三姉妹ママの一面も。二人の仲の良さが垣間見られる、朝のバラエティー番組『ラヴィット!』も話題!
【モデル衣装】ニットカーディガン¥9,990(アンフィーロ)ブラウス¥24,200(カデュネ/カデュネ プレスルーム)デニム¥9,900(Mila Owen/Mila Owenルミネ新宿2店)ピアス¥3,850〈ヘンカ〉リング¥18,700〈yuma〉(ともにロードス)
モデル/近藤千尋 撮影/杉本大希 ヘアメイク/小松胡桃(ROI) スタイリング/坂野陽子 取材/北山えいみ 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
CLASSY.2025年3月号「大特集Part1・ちぴちゃんに聞く甲斐甲斐しさって必要ですか?」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。