【アン ミカさん】実は夏に弱かった…「ベストな状態」を手に入れた秘訣とは?
歳を重ねるたび“夏のなんとなくの不調”を感じるように。夏は体が想像以上に頑張っています。心や体の疲れに優しく気づいて、笑顔で夏バテスパイラルを断ち切って!今回はアン ミカさんに「元気の秘訣」についてお話をうかがいました。
◆アン ミカさんの過去の記事は
▶新時代の美しい人・アン ミカさんの【ポジティブ脳を作る】2つのポイント
「予期せぬ不調が舞い降りた50代。不調を乗り切った自信が歳を重ねる楽しみにつながった」

アン ミカさん
夏こそスキンケアの基本である保湿をしっかり。粗を隠すメイクではなくツヤを大切にして多幸感を演出。
シャツ¥49,500(ADORE)ショートパンツ¥41,800(ラクア/チェルキ)ネックレスチェーン[YG]¥1,540,000 チャーム[YG×Dia]¥693,000 ピアス[YG×WG×Dia]¥1,364,000 ブレスレット[PG×レッドコーラル×Dia]¥1,100,000 リング[PG×レッドコーラル×Dia]¥2,310,000(すべてシャンテクレール/シャンテクレール東京店)
《Profile》
1993年パリコレ初参加。モデル・テレビ、ラジオ・MC・歌手・俳優・広告出演など幅広く活躍。2025大阪・関西万博ヘルスケアパビリオンのアンバサダーも務める。ポジティブな生き方や人々の心に深く響くアン ミカ語録に共感する美ST読者多数!
夏に弱い体質を克服し 今がベストな自分です
よく元気そうに見られますが、メンタルは強いけど(笑)、体はあまり強くないんです。30代前半は甲状腺の機能障害、橋本病になり、人を背負っているようなしんどさと視界が暗くなるほどの目の乾きなどが8年間続きました。
その治療の一つだった漢方に興味を持ち漢方養生指導士の資格を取得。実家でも大切にしていた東洋医学的な養生が私の体に合っていると気付きました。
夏に不調が出やすい体質なので胃や脾臓に負担をかけないよう朝食にお粥を摂るなど夏は特に胃を養生します。肉を上手に消化できないので、たんぱく質は基本的に鶏肉から。食材や食べ方も工夫してみたらベストな状態になりました。夏は好きですが、冷房に弱い私にとって冷えは大敵。冷えると血流が滞り倦怠感やむくみが出るので、暑くて湯船に浸かるのがしんどいときは、手浴や足浴で温めるだけでも肩や脳の疲れまでスッキリします。
50代は代謝が落ちるので、運動したり自分で意識的に巡らせないとキレイでいられません。「運を動かす」と書いて「運動」なので、運動すると気も巡る。寝る前にはストレッチをして一日の疲れは全てその日にリセット。そういう習慣の積み重ねで、忙しい毎日でも笑顔で過ごすことができるようになりました。
夏を心地よく過ごすための必須アイテム

【Health】酸化に傾く夏はサプリ補給で細胞レベルから活性。右からエクオール、正官庄6年根紅参エキス、デアザフラビン、ワカサプリのVC3000。

【Make‐up】高麗人参の紅蔘から抽出された抗酸化力や保湿力の高い成分入りコスメ。お直しに使えば夏バテ肌も元気に! エスプリーナの美容液スティック¥8,030、UVパウダー¥8,800(ともに瑞原)

2025年『美ST』8月号掲載
撮影/寺田茉布(LOVABLE) ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/乾 千恵 取材/末乃玲奈
◆夏バテ&暑さ対策の関する記事は……