「とにかく忙しい」スタイリスト、モデルのママトーク。考えたくない朝、瞬発力で選べるのは「黒パン」一択!
私たちのファッションアイコンであり、憧れの【賢者たち】も、毎朝、無限の選択に忙殺される〝多スクママ〟。そんな賢者たちのファッションルールは? 今回はモデル・畑野ひろ子さんと、スタイリスト・石毛のりえさんにお話を伺いました。
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【ファッション賢者】畑野ひろ子さん × 石毛のりえさん

<畑野さんProfile>
17歳でモデルデビューし、モデル歴32年、11月に節目の50歳に! フラワーライフスタイルプロデューサーとして〝WILL GARDEN〟主宰。ABC-MARTの社外取締役に就任。高1、小6の女の子ママ。
<石毛さんProfile>
本誌をはじめ、数々の女性誌やカタログで引っ張りだこ。洗練感のあるベーシックスタイルを軸にエッジやほんのり甘さの利いた大人の上品スタイルがスタッフにもファンが多い。サッカー送迎に奔走する小5、小2の男の子ママ。
(畑野さん)パンツは畑野さん私物 ジャケット¥31,900(フィーニー)シャツ¥58,300〈セブリン〉パンプス¥64,900〈ペリーコ〉(ともにアマン)ピアス¥73,700(カミーユ スロ/オブリオ)ダブルリング¥35,200(リューク)(石毛さん)パンツ¥36,300(ロエフ/エイチ ビューティー&ユース)ブラウス¥24,200(HER.)シューズ¥41,800(ピッピシック/ベイジュ)メガネ¥46,200(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)ブレスレット¥81,400リング¥35,200(ともにヌゥ ユゥ/アイネックス)
対談:コーデの選択肢を減らすなら、黒パンツ一択
畑野さん
二人とも、黒パンツ好きだよね。何本くらい持ってる?
石毛さん
たくさんあるけど、その時々のスタメンがあって出番が多いのは3本くらいかな。とりあえず今の気分にピッタリ合う黒パンツさえ穿いていればトップスをチャレンジアイテムに、逆にシンプルTにしても黒パンツが支えてくれる気がして。
畑野さん
私も一見、気づかれないけれど、黒パンツが好きだからこそ、ウエストの位置とか、INした時のあしらい、パンツの太さや丈感など、細かいこだわりアリ(笑)。
石毛さん
サッカー送迎、仕事、学校と、全部フィットするから本当に優秀だなって。ひろちゃんはモデル、お花のお仕事に加えて企業の社外取締役になられて、多忙な日々だけど、どんな場面でもやっぱり黒パンツが頼りにならない?
畑野さん
朝のコーデもボトムスが黒パンツ一択に決まっているから、あとはトップスや小物でなりたい女性像に近づけていくだけ。好きなアイテムの最上級を身に着けていることで、新しい世界も自信を持って臨める気がする。
石毛さん
確かに朝の服がピタッと決まった時の自信や高揚感って大事。逆に何となく決まらないとソワソワしてしまって……。“多スク”な毎日だからこそ黒パンツの存在が自分を肯定し、一日を盛り上げてくれる気がします。
撮影/鏑木 穣(SIGNO) ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/石毛のりえ〈畑野さん分〉 取材/石川 恵
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