【調査結果】STORY世代の約60%が「更年期」を実感…。10年後の私に、今できること

45〜55歳と言われる更年期も含め、体に綻びが見え始め、体調に変化が出てくるSTORY世代。今こそカラダについて学び、未来の自分に投資することで10年後の私を大きく輝かせませんか? 今回はSTORY世代にアンケートをとりました。

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Q1. 乳がん検診を最後に受診したのはいつですか?

今は国の指針で40歳から2年に1回の受診が推奨されており、ほとんどの自治体から補助金ありの検診を勧める案内があります。早期発見であればあるほど完治の見込みが高いので案内に従って欠かさず受診を。

Q2. 更年期(※)を感じることはありますか?

(※)ホットフラッシュ、倦怠感、気分の落ち込み、イライラ、不眠、骨粗しょう症など

⚫︎ 46歳を過ぎてから気分の落ち込みやイライラを感じるようになり、最近では指のこわばりまで出てきたため、不安になって採血検査を受けました。(高橋有香さん・47歳・パート)

⚫︎ 3人目を出産した38歳頃から、気分の浮き沈みを感じるようになりました。40代に入ってからは、夜中に一度はトイレで目が覚めるようになり、代謝の低下も実感しています。(間山友美・39歳・本誌ライター)

⚫︎ いつもと違う熱さを感じ、『これがホットフラッシュなのか』とショックを受けましたが、漢方薬を処方してもらったことで落ち着きました。(M.Eさん・40歳・主婦)

更年期症状がある=女の終了サインではありません。女性なら誰でも50歳前後、女性ホルモンが「平等に」「急激に」減少。逆に症状があることで変化に気づけた人はラッキー。ピンチはチャンス、その好機を生かして。

Q3. 体の不調を家族や友人など周りに相談、シェアできる人はいますか?

不調を周囲にシェアできる人が9割もいるという結果ですが、中には辛さをうまく伝えられずに悩む方も。頑張り屋さんほど自分に厳しい傾向があるので、まずは自分の頑張りを褒めてあげたうえで、少しずつ周りにシェアしてみては。

Q4. 体の不調を相談できるかかりつけの婦人科を持っていますか?

かかりつけの婦人科がある人とない人が半々という結果ですが、40代になったら更年期に備えて、かかりつけ医を持つことが重要。「急に更年期の相談に来てもらっても、普段の様子が分からないと診断が難しい」という婦人科医の声も。

イラスト/岡田丈 取材/柏崎恵理、秋本秋世、田中千紗絵、三山沙紀、山脇知佳、間山友美 ※情報は2025年11月号掲載時のものです。

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