CLASSY.9月号でファッション企画の彼氏役として登場し、話題を集めた前田大輔さんが、2度目の登場！『timelesz project-AUDITION-』出演から約1年。現在はボーイズグループ結成プロジェクト「TAG SEARCH」を進行中の前田さんの近況、そして恋愛観やファッションまで、まるっとお話ししてもらいました！

この1年は怒涛の日々で、環境も激変しました。いちばん変わったのは、性別問わず、街中で声をかけていただくことが増えたこと。ファンミーティングも終えて、「こんなに応援してくれる方がいるんだ」と改めて実感しています。オーディションで“選ばれる側”と“選ぶ側”、両方を経験できたのも貴重でした。選ぶ側は正直、難しいです。特に、断るって残酷だな、と。相手の気持ちも分かるぶん、申し訳なさが強くあります。その一方で、自分がタイプロで選ばれなかった理由も掴めてきました。人単体よりグループ単位で考えることが大事、ということは、選ぶ立場になって認識したことのひとつです。

（西山）智樹との関係性にも変化があり、いい意味で何でも言い合える間柄になっています。喧嘩もしますが、お互い遠慮しすぎるとチームは空中分解しがち。むしろ、ぶつかれるのは良好な関係だと捉えています。ふたりの間で自然と意識しているのは、自分と異なる意見でも一旦受け止めること。納得がいくまで話し合ったり、本質に立ち返ることも大切にしています。「TAG SEARCH」のプロジェクトを通して応援してくれる方の期待に応えたいし、お世話になった方や新メンバーに恩返しもしたいのでプレッシャーを感じますが、自信はあります！下剋上ではないですが、今まで苦労したからこそ、全員で高みを目指していきたいです。

僕が車で迎えに行って、午前中からしっかり動くという休日デートが理想的。せっかく車に乗るなら遠出がしたいです。都内近郊の温泉街に早めに着いて、食べ歩きしたり、ショッピングしたり。夕方くらいから温泉をはしごするのも楽しそう。以前、友人と草津温泉を訪れた際も、ふやけるくらい（笑）、名湯を巡りました。地元は車社会でほぼ毎日乗っていたので、運転は好きだし得意なタイプ。2、3時間の運転も苦になりません。東京の道も覚えて、都内でもハンドルを握りたいです。いつかマイカーを手に入れるのも夢。

働く女性を見て、「素敵だな」と感じるのは、電車の中で仕事をしている姿。集中している様子を目にすると、忙しさを察しつつも、頑張っているんだなと思います。移動時間を惜しんで仕事に向き合っている人は、カッコいいし、尊敬しますね。僕は気になる人がいたら、待つよりも積極的にアプローチする派です。相手から打ち明けられる前に、自分の気持ちが伝わるようにきちんと言葉で伝えたいです。友達から恋愛相談をされたら、背中を押しますね。野球少年だったし、工業高校でメンズに囲まれて育ってきたので、想像でしかないんですが（笑）。

今はデビューに向けて常に何かに向き合っている毎日。タスクも「やるしかない!」という気合いで乗り越えています。締め切りまで余裕を持って取り組んだはずが結局ギリギリになって、自分を追い込んで完遂することがほとんど。手をつけ始めると雑にこなしたくなくて、とことん突き詰めます。AD時代のカンペも、そこまでキレイに作る必要がなくても、丁寧にハサミで切り始めたり。パッと進めればすぐに終わるのに、変なところにこだわっていました。その方が自分的に納得できるんですよね。慌ただしい日々の中でのご褒美は、サウナ、温泉、二郎のラーメン。リラックススポット＆食で自分の機嫌を取るのが定番です。

普段のファッションは完全にカジュアルで、楽であればあるほどベター。いちばん譲れないのは、パンツの丈。くるぶしより下が絶対条件で、自分の身長でもフルレングスではける丈感にこだわっています。この冬狙っているのは、キレイめな黒のロングコート。決定的な1着になかなか巡り会えずにいて、今年こそ手に入れたいアイテムです。コートは長く着られる上質なものが欲しいので、大人ブランドで探しています。惹かれるのは、Yohji Yamamoto。他にはない個性がありながら、普段使いもしやすい、ちょうどいいバランスのロングコートを見つけたいです。

ロールモデルはあまりいないのですが、憧れるのは、BTSのリーダーであるRMさん。チームを引っ張っていくリーダー力、華のあるカリスマ性に惹かれます。先日、「先頭に立って引っ張るのではなく、背中を押すのがリーダーの役割」というRMさんの言葉に触れて、刺激を受けました。僕自身も今、新メンバーに対して寄り添ったり、背中を押す存在でいられるように、意識しています。アーティストとして掲げている目標は、3年以内にアリーナ、6年以内、できれば20代でドームに立つこと。ステージで注目してほしいのは、パフォーマンスの力強さ。気持ちが入るとより熱くなるので、その熱量を感じ取ってほしいし、多くの人に届けたいです。