アン ミカさん(53歳)「夫婦は学びの相手だと思うと許せます」”人生の美容液級”の名言8選

「人生に起こる物事を信頼する」「若い時の苦労はすべてギフト」。今名言メーカーと言えばこの人! のアン ミカさんのポジティブ思考は幼い頃の逆境から辿り着いたもの。ネガティブこそ前向きに生きる原動力になってくれるのです。今回はアン ミカさんが紡いだ格言8選をお届けします。

▼関連記事

【アン ミカさん】実は夏に弱かった…「ベストな状態」を手に入れた秘訣とは?

アン ミカさんの金言集をご紹介

アンミカ
お話を伺ったのは……
アン ミカさん 53歳

Profile

1972年生まれ。テレビなどでMCを多数務めるほか、CM、ドラマに出演するなど俳優としても活躍中。『ポジティブ手帳2026 365日、アン ミカ思考で幸運体質!』(¥1,980 小学館)が大好評発売中。

格言1:若い時は単色の魅力。年齢を重ねることで、豊かに深く色づいていく魅力になるんです

年齢を重ねるということは、若さや輝き、何かを失っていくことではなく、自分だけの色に色づいていくことだと思いませんか? 若い時は水色や赤といったクリアな単色だけど、そこに経験やいろんな考え方が加わって、色が重なり、奥行きや深みが出て豊かな色になる。誰とも被らない、その人だけの熟成カラーの水彩画になると考えればステキですよね。

格言2:「自分」は自を分けると書きます。もう一人の自分を味方にして自分自身にエールを送って

自らを分けると書いて「自分」という言葉になります。この漢字の通り自分って一人じゃないと思うんです。自分の中にもう一人、客観的に見ている私がいて、その存在が自分を励ましてくれている気がします。客観的に自分を見る第一歩は、自分自身を知ること。私は小さい頃から苦労が多かったけれど、何かあった時は、もう一人の自分が登場して「逆にこれこそがチャンスなんだ」と言ってくれました。それができるのはたえず自分自身を知る努力をしてきたから。自分が完璧じゃないと知っているからこそ、もう一人の自分が常に自身にエールを送ることができるんです。

格言3:悩めるのは幸せな証拠

悩むのは生きているからであり、一生懸命向き合っている証拠だと思います。命が尽きたら悩むこともできません。コンプレックスも実は、本人が思ってるだけで人から見たら、それこそが長所だったりもします。悩みモードが始まったら「私、一生懸命生きてるから悩んでる。エライ!」と自分を褒めてあげて。

格言4:パワーって〝強さ〟じゃない。〝人の弱さに寄り添えること〟がパワーです

パワーは強さや権力だと思われてるかもしれないけど、私は違うと考えています。力比べで勝つことが力ではなく、人の弱さに寄り添えることこそ力なんじゃないかな? と。自然界でも、手を繋いで共存していく生態系の方が、鉄で作った物質よりも強いと言われています。張り合わずにしなやかに寄り添っていくことが、人間の本当の“パワー”。誰よりも先にいろんなことを経験すると、それらを乗り越える知恵と工夫が身につくから、多くの壁を克服して人に寄り添う力こそ“最高のパワー”です。

格言5:正しい人より楽しい人

アンミカ

正しさで勝ち負けを競うより、楽しさを優先する人のほうが人間関係はうまくいくと思います。人って、どんどん成功法則が増えて「じゃなきゃダメ」思考でがんじがらめになりがち。でも、正しさは人によって違うから、それぞれの正論を握りしめて戦うと必ず衝突します。それに自分の成功ルールや正論でこぶしをギュッと握りっぱなしだと新しい幸せは摑めないでしょ?1~2本はゆるく開いて、正しさにこだわるより、楽しい人でいるよう心がけた方が無駄にぶつかることも減るはず。年をとるほど、正しさはほどほどにして、楽しい人になるよう心がけて。

格言6:夫婦は学びの相手だと思うと許せます

夫婦は人生を豊かに生きる学びの相手だと考えましょう。だから夫に何か言いたい時(笑)にはコツがあります。まず事実を丁寧に伝え、そのあとで感情を説明しますが、決して感情はぶつけないこと。言い方のデザインを変えるんです。夫婦げんかは歩幅を合わせるためのアップデートのタイミングと思って穏やかに冷静に話してみて。

格言7:更年期は変化する自分と仲直りするチャンス

30歳になったばかりの頃、甲状腺の異状が見つかってホルモンバランスの乱れを一般の方より早く経験しました。自分の体質に向き合う作業を早くにしたからこそわかるんですが、体調の揺らぎって弱さじゃないんです。それは人生を豊かに過ごすために必要な準備であって通過点。決して若さや女性性としての終わりではありません。体調の変化を感じた時は、変わっていく自分とそれに戸惑う自分が互いに出てきますが、その両者が折り合って仲直りできるチャンスなんです。四季の春夏秋冬に更年期という季節も入ったと思って、新しい色と向き合えるよう自分をアップデートしていきましょう。その思いはあなた一人じゃないから。

格言8:今日の自分は今日しか見られないアート

シミ・シワ・たるみを数えて失望するよりも、今日の鏡の中の自分は、これまで育んできたものの成果が形になっていると思えば、今日だけ限定のアート作品に思えませんか? なんて実はこれ、ウチの旦那様から言われました。毎朝、寝ている旦那様の顔を上からのぞきこむんだけど、ある時「私って黒髪の妖怪みたい?」と自虐気味に聞いたら「ミカちゃんの顔は毎日見られるアートだと思ってるから楽しいよ」と言われてハッとしたんです。確かに“自分”は毎日同じじゃない、今日の私は今日限定のアート作品だと思えば愛おしむことができる! って。発想の転換、ってこのことですね。

本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。

『美ST』2026年2月号掲載
撮影/佐藤航嗣(UM) ヘア・メーク /K.Furumoto(&’s management) スタイリスト/加藤万紀子 取材/柏崎恵理 編集/岡村宗勇

◆こちらの記事もCheck

浅野ゆう子さん・65歳「50代からは自由とご褒美のボーナスタイム」人生の先輩が語る、40代50代が楽になる金言

【藤原美智子さん】美の格言「流行を取り入れるのは3割」

教えてジェーン・スーさん!45歳OVERが覚えておきたい【女子会3つの心得】とは?

美ST