梅宮アンナさん 電撃婚から1年、家族の価値観を育み中「理想の暮らしよりも今の心地よさを選んだ」

2024年8月13日、乳がん(浸潤性小葉がん)ステージ3Aを公表した梅宮アンナさん。手術、抗がん剤、そして2025年4月には放射線治療を終え、三大治療という大きな山をすべて乗り越えました。JJモデル時代から、常に時代の最先端で憧れの象徴であり続けた彼女。今、私たちの前にいるアンナさんは、病を乗り越え、より等身大で、深みのある一人の女性としての輝きを放っています。人生に正解なんてない。けれど、彼女が選ぶ一歩一歩には、私たちが明日を生きるためのヒントが詰まっています。電撃結婚から1年。最愛のパートナー・よっちゃんとの暮らしの中で見つけた“今の幸せ”について、ご自宅でじっくりと話を伺いました。

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「理想」より「今の心地よさ」。二人で選んだ“この家で暮らす”という着地

よっちゃんと暮らし始めて、1年が経ちました。今は彼がもともと住んでいた家で一緒に暮らしているんだけど、これがね…インテリアがすべて彼のセンス。私のものを持ち込む余地がほとんどなくて、ちょっと寂しいの(笑)。この家は彼の世界観ですでに完成されているから「じゃあ新しく引っ越そうか」という話はずっとしていて、毎日のように物件を見ては「ここいいよね」「こっちもいいね」って話してるんです。ただ、理想を追えば追うほど、どんどん条件も上がっていくし、それに比例して家賃も現実離れしていくの(笑)。

「ここ素敵だね」っていう物件は、やっぱりそれなりのお値段だったりして。じゃあ広さを優先して少し郊外に行く?っていう話も出たんだけど、今度は仕事のしやすさや日常の動きやすさが変わってしまう。私たちはどちらも仕事が中心にある生活だから、移動や利便性ってすごく大事で。そうやっていろいろ見ていくうちに、「やっぱり今の家って、かなりバランスいいよね」ってなっていったんです。結局最終的に「今のこの家が、私たちにとって一番いいよね」っていう結論に落ち着きました。結婚してゼロから二人で探した住まいではなかったけれど、でも今の私たちの生活にとってはすごくしっくりきている。理想を追いかけるよりも、“今の心地よさ”を選んだ、そんな感覚です。

“彼の家”から“二人の家”へ。理想のアンナ流クローゼットとお支度空間を模索中

今の家にとどまると決めたことで、次に考えたのは、この空間をどうやって「二人の家」にカスタマイズしていくか、ということでした。正直、今はまだどこか「彼氏の家にお邪魔している」ような感覚もあって、実は自分の荷物も全部は持ってきていないんです。私のこだわりは、とにかく「見える化」。昔から見える収納が好きで今までのお家でもIKEAの本棚を使って、デニムを並べたり、服が一目で分かるように収納してきました。Tシャツだけでも100枚くらいあるんだけど(笑)、引き出しにしまうと存在を忘れちゃうから、全部見える形で並べたいんです。その日その時に着たいものだけがパッと目に入って、すぐ手に取れる状態。それが、私にとって一番ストレスがないし、服を楽しめる方法だから。

あと、モデルとして譲れないのが、自然光でメイクすること。どんな照明よりも、朝の光の中で自分を整える時間が、いちばん自分らしくいられるんです。だから今、この家の中で一番きれいに光が入る場所を選んで、私専用のお支度部屋を作りたいなと思っています。本当は、シャワーも、クローゼットも、メイクスペースも全部一つの空間にあるような、動線が完結する部屋が理想。朝起きて、整えて、そのまま出かけられるような空間ですね。よっちゃんも「アンナが一番動きやすい部屋を作ってあげたい」って言ってくれていて。

よっちゃんの美意識と、私の機能性。それが少しずつ混ざり合って、“彼の家”から“二人の家”に変わっていく。その過程そのものが、今すごく楽しいんです。

二人で開拓する未踏の地。価値観が変わった、これからの豊かさ

私たちは、実はずっと一緒にいたいタイプ。お互い仕事人間だから、時にはぶつかってイライラして、すれ違うこともありました。よっちゃんは会社をやっているから時間の融通が利くはずなのに、最初は平日はずっと会社。私は土日に地方での仕事が入ることが多くて、「じゃあ俺だけ沖縄行ってくるね」なんて言われて「ずるい!」ってケンカしたこともありました(笑)。でも今は、私の出張に合わせて彼が現場に来てくれたり、お互いの働き方も少しずつ変わってきて、一緒に過ごす時間を自然と優先できるようになりました。

最近の楽しみは、二人で“未踏の地”を開拓すること。この間なんて、亀有の大きなイオンに行って大感動(笑)。スーパーの品揃えに驚いたり、御徒町で映画を観たり、これまであまり行ったことがなかった下町の空気に触れる時間がすごく新鮮で。そういう何気ない日常の発見が、今の私にとって一番の贅沢なんです。

ファッションの価値観も変わりました。昔は高価なブランドのものだけを追いかけていたけれど、今はその人自身に魅力があればそれでいいって思う。私に影響されて、よっちゃんまでも、プチプラだけど便利なアイテムが揃うサイトで、お掃除道具を買って「これいいね!」と気に入って使っています(笑)。そうやって日々を重ねる中で、少しずつ、私たちなりの“家族の価値観”が、形になってきている気がしています。

ジャケット¥305,547(by HANA WRIGLEY) デニムパンツ¥27,500(ヤヌーク/カイタックインターナショナル) パールネックレス¥61,600 「あ」 リング¥390,500 「クロス」リング¥389,400(すべてビジュードエム/ビジュードエム六本木ヒルズ) パンプス¥113,300(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス) タンクトップ・その他リング/アンナさん私物

撮影/古水 良(cheek one) ヘア・メーク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/乾 千恵 取材/日野 珠希

SHOP LIST
〇カイタックインターナショナル 03-5722-3684
〇セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス 0570-016600
〇by HANA WRIGLEY hello@hana-wrigley.com
〇ビジュードエム六本木ヒルズ 03-6271-5353

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