小林虎之介さん「ダサいことはしない、が僕のポリシー。派手な飲み会も行かないです」
今、最も勢いのある若手俳優の一人・小林虎之介さんがCLASSY.に登場。飾らない素顔とまっすぐな言葉からは、今注目を集める理由が垣間見えます。今回は、小林虎之介さんの魅力に迫るインタビューをお届けします!
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岡山の田舎で生まれた 普通の人間です
父は、真面目な人です。よく父の会社の人から話を聞くんですけど、すごく面倒見が良くて人助けが好きなタイプらしくて。そういうところは僕もちょっとあるかも。仲間のためなら、みたいなのは熱くなるワードですね。僕、『ROOKIES』が好きなんですよ。今でも僕の思う“カッコいい”は『ROOKIES』です。安仁屋の努力を見せないところ。御子柴のいざというときに出る芯の強さ。新庄の不器用だけど仲間のためなら捨て身になれるところ。みんな泥臭くて嘘がなくて。僕もそういう人間でありたいとずっと思っています。自分を飾ったり、よく見せようとしたりするのが、得意じゃなくて。本名で活動しているのも、それが理由。最初は芸名にしようか考えたんです。でも、しっくり来なくて本名にしました。おかげで覚悟が決まったというか。親からもらった名前で活動する以上、親に恥ずかしい思いをさせるようなことはしないって決めています。当たり前ですけど、信号は守るとか、外でベロベロに酔っ払わないとか。ダサいことはしない、が僕のポリシー。派手な飲み会も行かないです。僕が六本木や西麻布に行くのは仕事のときだけ(笑)。
飲むなら、友達と少人数で家飲みしてるほうがずっと楽しい。別にモテたくてこの世界に入ったわけじゃないから。僕がしたいのは、お芝居。だから役者の仕事に支障が出るようなことはしたくない。この仕事をしていると、つい自分が価値のある人間のように勘違いしてしまいそうになるけど、どんなに有名になっても、岡山の田舎で生まれた普通の人間であることを忘れたくないなって気持ちはあります。だからサインも普通。もっと芸能人っぽい崩したものにしようかと思ったけれど、5分くらい考えていいやって(笑)。芸能人感を出してる自分が恥ずかしくてやめました。唯一後悔したのは、写真集にサインを入れるとき。書く量が多すぎて、もっとさらっと書けるサインにしておけば良かったって思いました。
シワもシミも 誇れる生き方がしたい
だから、そんな大それたプライドとか全然ないです。イジられてもいいし、僕がおかしなことをしたら笑ってくれて構わない。こういうモデル撮影の場も全然慣れてないから、基本は「教えてください」スタイル。そこでカッコつける必要はないなって。ただ唯一、お芝居に関してはなめられたくないというプライドはあります。別に怒られたくないとか、そういうことではなくて。自分が人生を懸けて勝負している場所だからこそ、軽く扱われると傷つくし悲しい。それは他の人に対しても同じです。俳優もスタッフのみなさんも必死に努力をして自分の場所を掴み取った人たちばかり。すごい技術と重い責任を背負って、自分の役目に取り組んでいる。そこに敬意を持つことが大事なんじゃないかなって。リスペクトは、僕が大切にしていることの一つです。
今、僕は28歳。いつか40歳になったときに、ちゃんと40年分の人生が見える大人になっていたらいいなって思います。その人がどう生きてきたかは、顔に出る。いい年の重ね方をしてきたんだなと思ってもらえる40歳になりたいですね。僕、人のシワとかシミが大好きなんですよ。それは男性も女性も変わらないです。目尻のシワなんて、それだけいっぱい笑ってきた証拠。最高だなって思います。逆に目の下のクマもいっぱい苦労をしてきた証しだから、僕はそこにリスペクトを持ちたい。これから自分がどんな顔になっていくかわからないですけど、シミもシワも全部誇れる生き方をしていきたいです。もし40歳になって僕の眉間にシワがびっしり刻み込まれていたら、「いろいろあったんだな」って察してください(笑)。
PROFILE
◼︎小林虎之介(こばやしとらのすけ)
1998年生まれ、岡山県出身。TBS系日曜劇場『下剋上球児』やW主演作テレビ東京系『ひだまりが聴こえる』の真っ直ぐな芝居で注目を集め、現在放送中のNHK連続テレビ小説『風、薫る』にも出演。つい感情移入してしまうような、嘘のない等身大の表情を操る演技で見る人の心を掴む気鋭の若手俳優。
〈モデル衣装〉シャツ¥17,866(アフタープレイ/HANA SHOWROOM)ポロニット¥49,500(バウルズ)パンツ¥6,600(コロンビア/コロンビアスポーツウェアジャパン)ソックス¥1,210(タビオメン/タビオ)ブーツ¥89,100(アデュー/バウ インク)イヤーカフ¥22,300ネックレス¥99,100(ともにトムウッド/トムウッド 青山店)
撮影/Ton Zhang ヘアメイク/堤 紗也香 スタイリング/Chaeran Kang 取材/横川良明 構成/真野まよい 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年8月号「~彼を構成する、愛すべきモノ~MY ESSENTIALS」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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