顔を見ては〝最近なんか老けた！？〟と落ち込んで、写真を撮られるのが気が進まない。それは年々エラが目立ってきて顔が四角くなってきているからかもしれません。そんなお悩みを解消すべく、四角の角を取って顔を丸くシュッとさせるマッサージ法を教えます！

◆あわせて読みたい

▶【たるみ、シワ、目元悩みに】これなら投資する価値あり！なケア6選

【咬筋を緩めてエラをシュッと！】

くいしばりや歯ぎしりが原因の咬筋の緊張は首の凝りにまで影響を及ぼします。ツボを押して緩めることで、咬筋にアプローチできます。

頰車（きょうしゃ）を押す

1点のツボや、細かい場所、顎の余分な肉に刺激を与えるときにはこの指の形がベスト。

エラと呼ばれる下の顎ラインより少し頰寄りのところで、歯を嚙みしめると筋肉が盛り上がり、口を開けると凹む部分が頰車。中指の第2関節で押して刺激を。

扶突（ふとつ）を押す

顔を横に向けると出てくる胸鎖乳突筋の中央から、やや後ろ側のくぼんだ所が扶突。中指で圧をかけます。

【顎のたるみを削ってシュッと！】

人差し指の第2関節で顎の下の筋肉を押さえ下から圧を。あとは頷くだけなので、すぐにでき、テレビを見ながらでもできちゃいます。

1.真ん中のくぼみに指を置く

2.下から圧をかけたまま頷く

3.指1本分外側にずらす

4.2と同様に頷いて圧を

【頰のたるみを削ってシュッと！】

頰に老廃物が溜まると重みで肉が下がり、四角いシルエットの原因に。4本指の第2関節でマッサージして流すと口元のシワ対策にも◎。

1.口角の横に中指の第2関節をあてる

2.圧をかけながら余分な肉を耳下に

3.耳裏で手を回転させ下に流す

4.首から鎖骨に向かってスライド

教えてもらったのは？

治療家として25年の実績で美容家の駆け込み寺。著書も出版されベストセラーに。

2024年『美ST』3月号掲載
撮影／平林直己　ヘア・メイク／Mien（Lila）　モデル／梅本理恵（TEAM美魔女）　取材／関根実凡　編集／岡村宗勇