日焼け止め使ってるのに焼ける原因は?【塗り方と種類が間違っているかも…】

「ちゃんと塗ってるのに焼ける…」その原因、塗り直しにありかも⁉ スティック・スプレー・パウダー別に、失敗しないコツをわかりやすく解説!

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【A】
☑︎普段から運動をしていてメイクの上から手軽に塗り直したい
☑︎週末はゴルフやレジャーなどで一日中外にいる
☑︎とりあえずバッグに入れておける「今年の1本」が欲しい!

【B】
☑︎散歩や子供と公園などちょこっとお出かけが多い
☑︎日焼けによる髪のパサつきが気になるけど日傘や帽子は面倒
☑︎塗り直しも時短命!一度で広範囲をカバーしたい

【C】
☑︎平日紫外線を浴びるのは通勤時だけ。休日もインドア派
☑︎皮脂過多で汗っかきだけど室内だとエアコンで乾燥も
☑︎どうせお直しするなら肌補整効果もマスト!

\結果/

【A】が多かった人は…スティックUV
【B】が多かった人は…スプレーUV
【C】が多かった人は…パウダーUV

【A】▶︎▶︎スティックUVの特徴

肌に直接塗布するので密着度が高く、レジャーやスポーツ時におすすめ。液もれリスクもなく持ち運びしやすいのもうれしい。乾燥が気になるときはしっとり、べたつきがちなときはサラサラ仕上がりと、好みや肌タイプに合わせて選んで。

〈メリット〉
○ 顔も体も、手を汚さず片手で塗り直せてタイパ良し!
○ メイクの上から使えてツヤやハイライト効果も

〈デメリット〉
× 透明で白浮きしない反面塗布した場所があいまいに
× 面積が広いと、細かい部分への小回りが利かないことも

\塗り直しのポイント3つ/

Point.1
塗ると透明なものが多く、塗布した境目がわかりにくいので、額や頰などの広い範囲は塗ったところが重なるようにジグザグに。うっかり隙間焼けを防げます。

Point.2
目のキワや小鼻など凸凹があり細かいパーツは、スティックの広い部分ではなく角の部分を使用。縦向きに持ち、隙間ができないように小刻みに塗り重ねます。

Point.3
腕や手の甲も、顔と同じように塗ったところが重なるようにジグザグ塗りを。意外と見落としがちな指と指の間は、スティックを縦にして塗るとムラを防げます。

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【B】▶︎▶︎スプレーUVの特徴

広範囲に一気に塗布できるので、時短を求めるならスプレー一択! 実はとても焼けやすいヘア、首、背中など、手が届きにくく見落としがちなパーツも手軽にカバー。紫外線だけでなく、黄砂やPM2.5も防げる高機能タイプも充実。

〈メリット〉
○ 急いでいるときの強い味方!全方位の塗り直しがスムーズ
○ ひんやり質感で塗り直しながらクールダウンも

〈デメリット〉
× ムラになりやすいのでゆっくりプッシュが必須
× 顔に直接塗布できないものは手に出すひと手間が

\塗り直しのポイント2つ/

Point.1
ムラや塗り残しを防ぐために、スプレーを押しながらゆっくりと動かし、まんべんなく吹きかけます。顔に直接塗布がNGなものは、手のひらに出してから優しくなじませて。

Point.2
カラーの退色の原因にもなる髪の毛焼けは、上下に動かして毛先までしっかり塗布するのがポイント。髪の分け目や頭頂部など地肌が見えているところもぬかりなく。

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【C】▶︎▶︎パウダーUVの特徴

メイクアップ効果を兼ね備えたものが多いので、メイク直しとリタッチUVが一度で完了。皮脂吸着成分が余分な皮脂をオフするので、化粧崩れもしにくく仕上がりもサラサラで快適。摩擦の少ないルースタイプで優しくのせるのが◎。

〈メリット〉
○ 毛穴カバー、くすみオフ、トーンアップ効果も期待!
○ 小鼻や耳など、細かいパーツにもしっかりフィット

〈デメリット〉
× 汗などでやや落ちやすいのでこまめに塗り直しを
× 塗り直し前はティッシュで皮脂オフの作業がマスト

\塗り直しのポイント2つ/

Point.1
汗や皮脂をティッシュオフした後、崩れやすいTゾーンから外側に向けてパウダーを塗布。こすらないよう、薄くミルフィーユ状に重ね塗りをすると効果的。

 

Point.2
焼けやすい耳や首、うなじにも忘れずにオン。耳の細かな凹凸にフィットするように、パフを折り曲げたりしながら軽くポンポンとのせていくのがポイント。

 

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教えてくれたのは…

慶田朋子先生

銀座ケイスキンクリニック院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。豊富な知識と丁寧でわかりやすい説明でTVや雑誌でも大活躍の美ST世代ドクター。

朝や出掛ける前に丁寧に日焼け止めを塗っていても、汗や皮脂、摩擦で落ちていくので、2~3時間ごとに塗り直しが必須です。さらに耳や首、足の甲など、見落としがちなパーツも隙間を作らずしっかり塗布を。最近は塗り直しに便利なアイテムが充実しているので、外出先や時間など、自分のライフスタイルによって使いやすいものを賢く選びましょう。

2025年『美ST』6月号掲載
イラスト/saaya 取材/佐藤理保子 再構成/Bravoworks,Inc.

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美ST