【夏メイク】暑苦しく見えない『淡ワントーン』のコツ
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汗や湿気で崩れやすく、「頑張る意味がないかも」とモチベも揺らぎがちな夏メイク。暑さの中でも涼やかに、そしておしゃれに見せるには?今回は、暑苦しく見えない「淡ワントーン」のコツを、人気ヘアメイクアップアーティストの笹本さんに教えてもらいました!
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「清潔感とは“スタンダード”であること」
by.笹本恭平

「“力み”がない女性はそれだけで涼しげに見えると思います。流行で塗り固めた気合いが入りすぎのメイクはかえって暑苦しく、清潔感を損なってしまう原因に。夏こそ大切なのは、スタンダードを押さえること。自分の「軸になる顔」をひとつ持っておけば服やシーンに応じてトレンドを楽しむことも簡単ですよ。」
1.夏の太陽に映える日差し肌はチークで作る

〈HOW TO USE〉
湿度も高く汗ばむ夏場は肌全体に艶を仕込むと暑苦しく見えてしまうので、さらっと仕上げて、チークで艶や光を。血色感を足す、ベージュオレンジをシェーディング感覚で顔の周囲に広めに。仕上げに、ピンクのハイライターを頬骨に。シアーな質感だから、ギラつきすぎず、ヘルシーな雰囲気に。
ヘルシーな艶感が夏らしい。ブラーリング カラー ブラッシュ 110 [限定色]¥6,600(SUQQU)
2.アイシャドウはワントーン配色アイパレが近道!

〈HOW TO USE〉
多彩な質感で、華やかなワントーンに。「中央上」のマットベージュを眉下まで全体に、シアーな発色だから広めに入れても腫れぼったく見える心配なし。「左下」のシャンパンベージュをアイホール全体に、肌そのものの光沢を強めてくれるようなヌーディーな艶で女っぽい目元に。さらに「左上」のスパークルベージュを混ぜて、下まぶたの広めにON。効かせるなら、“色よりきらめき”で涼しげに。
重ねても濁らずに透ける、シアーな軽さが心地いい。フェイススタイリストn 03¥6,600(SNIDEL BEAUTY)
3.アイラインを制す者がワントーンを制す

〈HOW TO USE〉
ワントーンメイクを締める役割を果たすのがアイライン。淡いトーンでまとめた顔がぼやけて見えないように、ブラウンのリキッド、ペンシルのW使いで目のフレームをしっかり強調。ペンシルでインラインを埋めて、リキッドでまつ毛のキワを狙ってなぞって目尻を少し伸ばすイメージで。
(上)細かいコントロールが利く。ディオールショウ オンステージ ライナー ウォータープルーフ 781¥4,840(パルファン・クリスチャン・ディオール)
(下)夏のクロものは「崩れにくい」を厳選。芯が軟らかいので粘膜にも引きやすく、密着してにじまない。ラブ・ライナー クリームフィットペンシルR 極細楕円芯 ミディアムブラウン¥1,320(msh)
4.“透け黒”でまつ毛にも艶を仕込む

まつ毛はしっかり上げて、マスカラを。“透け黒”なら目元は締めつつ、重さが出ない。
オイルジェルベースで艶やかに。カールキープ力も抜群。セザンヌ グロウコートマスカラ01¥660(セザンヌ化粧品)
3.リップはミュートなベージュで今っぽさを

〈HOW TO USE〉
リップは色味を抑えて、トーンのまとまりを良くするベージュを。大事なのは質感。マットだとパサついて見えてしまうし、唇が痩せて見えるものも老けた印象に。ふっくらとしたボリューム感はちゃんと残しつつ、みずみずしい質感で健康的に仕上げて。こちらは、美容液配合のなめらかなテクスチャーが塗りやすくテクニックいらず!
高発色でも乾燥しない。マキシマル スリーク サテン リップスティック ミス¥4,620(M・A・C)
教えてくれたのは…

ヘアメイクアップアーティスト
笹本恭平さん
数多くの女性誌で引っ張りだこの人気者。笹本さんが描く女性像には業界内でもファン多数。@kyoheisasamoto
【モデル衣装】ジャケット¥39,600(マルティニーク/マルティニーク ルミネ横浜)
撮影/野田若葉(TRON)〈人物〉、金野圭介〈静物〉 モデル/松木育未 ヘアメイク/笹本恭平(ilumini)スタイリング/川瀬英里奈 取材/増田奈津子 編集/平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年7月号『「夏メイクこそコンサバ」で清潔感底上げ』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。