冬の通勤コーデは、防寒しながらも“きちんと見え”と“抜け”のバランスがカギ。かっちりしすぎると堅苦しく、ラフすぎると仕事モードに見えない――そんな悩みに応える、きれいめカジュアルな着こなしをご紹介します。

ドロップショルダーとウエストシェイプが効いたコンパクトなジャケットは、羽織るだけでスタイルアップが叶う1枚。タック入りのチノパンと合わせてもすっきり見え、通勤スタイルを新鮮にアップデートしてくれます。真面目なネイビー×ベージュの配色ながらかっちりしすぎず、退勤後そのまま出かけられる軽やかさも◎。

グレーのジャケットにビスチェを重ねた立体的な上半身に、ブラウンのストライプパンツを合わせて全体をシャープに。かっちり見えする組合せながら、足元のスニーカーで肩の力を抜けば、グッとこなれた印象に導けます。オフィスでも街でも映える、大人のキレイめカジュアルに着地。

上品で華やかなツイードジャケットを、あえてロゴTとチノパンでラフにくずして今っぽく。クラシカルな素材感にカジュアルなエッセンスを加えることで、気取りすぎない大人の洒落感が生まれます。バッグやシューズは黒でまとめて、淡いトーンをキリッと引き締めるのがポイント。

カジュアル度高めのデニムジャケットも、濃紺を選べばお仕事コーデになじむ優秀アウターに。端正なボウタイブラウスとグレーのワイドパンツに重ねれば、“キレイめながらもかっちりしすぎない” 絶妙なバランスが叶います。シルバーパンプスでツヤを添えて、品よく軽快なオフィカジにアップデート。

流行中のポロニットは、タートルINで上級見えを狙って。首元に立体感が出ることで、シンプルなデニムスタイルも一気に今年らしいムードに着地します。ブルー×グレーの寒色トーンでまとめれば、カジュアルでもどこか上品な仕上がりに。ウエストの黒ベルトで全体を引き締めて、ゆるシルエットにほどよい緊張感をプラス。

仕事上がりに女子会の予定がある日は、上着を脱いでもサマになる装いで出かけたい！シャツ×ニットタンクの組合せなら、肩の力を抜きながらも品よく整います。ブルーシャツとブラウンスカートの配色が優しげで、職場でも好印象が狙えそう。ローファーで今どきトラッドにすれば、夜まで楽しめる通勤コーデが完成。