ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#36 9回目の誕生日

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©Takuya Iioka/光文社

4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第36回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。Happy birthday!

こんばんは、ExWHYZmayuです。

4/16は誕生日でした!

アイドルになってから9回目の誕生日です。

すご。

さすがに大人になったな、さすがに。と思います。

歳だけじゃなくて精神的にもだいぶ成長したと思う、それが良いか悪いかはしらないけど。確実に変化はしている!

ついこの前までは自分の中での努力の仕方や価値観、考え方などは学生時代から変わらずにやってきたと思います。

だけど、長く同じことを続けていくと(同じとは言ってもその中でいろんな工夫をしながらやっていたからルーティーンだなと思ったことは一度もない)、その仕事のことをよく知っていくし、続けることで自分にとっての重みも変化していくし、現実もたくさん見えてきます。

何事もきちんとやろうと思ったら、好きだけで、夢だけで、走れるものだとはあまり思えないです。

そんなことはわかってても、たったひとつ、最初の熱を何度だって思い出して、今に向かっていく人もいます。そういう人が残ってる人だと思います。

大人になればなるほど身の程を知るし、自分には向いてないって理由をいくらでも作ることができる。

続ければ続けるほど本当の自分との戦いの日々だよなって思います。

私は基本この仕事向いてないなーって思ってこの9年間やってきましたが、自分でやってみるって決めたことだったし、全力尽くしてとことん負けて納得するまではやるんだって決めて続けてきました。

 

私のグループは今年で解散が決まっていて、私はその後、表に立つような活動をするつもりは無いです。

私は、自分自身の意思で、自分の戦いはここまでだなって答えを出したんです。

負けって言ったら今までのことが全部失敗みたいに聞こえてしまいそうで嫌なんだけど、そうじゃなくて、今までの全ては肯定した上で、素直に私はここまでだって思った。

何かを表現するのは好きなことだし、自分の人生の時間も気力もたくさん込めて自分自身みたいになっているものだから、簡単に手放せるものでは無かったけど、それでも決めた。

だから、悔いがないんです! 不思議なことに。

私自身はね。

たしかに決めてすぐは、頭ではわかっていてもどうも心が空っぽになったような感覚で、どこに力を入れて頑張れば良いのかわからなくなってしまったけど、それも少しずつ折り合いがついてきました。

誰かから見たら、私の努力なんてカスみたいなもんかもしれないけど、それでも私は自分なりにやり切った、と思う。誰と比べるでもなく私の程度はこのくらいだったのねというだけで。

すっきりしてるんです、私としては。

応援してくれてるみんなからしたら勝手に何すっきりしてんだよってかんじだと思う、ごめんね。でもだからこそしっかり笑顔で、良い私でみんなと会って、終わりたいんです。

もう自分の中に守りたいものなんてほとんどないです。

応援してくれているみんなに対しての感謝があるだけです。

だから今は、今までより一層みんなのことを思って支えられて頑張れています!!!!

ありがとうございます。

 

アイドルとしての最後の誕生日! 出会ってくれたみんな本当にありがとう。

最後までがんばります!!

©mayu/WACK、光文社

profile/mayu (ExWHYZ)

EMPiRE結成メンバーとして活動をスタートし、2022年にExWHYZ(イクスワイズ)を結成。以降多くの全国ツアー、日本武道館公演などを成功させ個人としてもし。作詞、振付、コラム執筆、ソロラジオなどを担当。5月より10都市を回るExWHYZ解散前最後の全国ツアー『ExWHYZ LAST TOUR ‘DANCE YOUR DANCE’』を開催する。

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photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat]