杉浦太陽さん(45)「結婚したときよりも今の妻が魅力的」支え合うなかで気づいた“戦力になれる喜び”
結婚19年目を迎えた杉浦太陽さんと辻希美さんご夫婦。昨年、第5子が誕生。家族が増えライフステージが変わるなかで、夫婦のかたちも少しずつ変化してきたといいます。結婚当初はすれ違い、離婚危機も経験した夫婦が長い年月を経て、お互いに尊敬できる関係に。家族が増えるたびに変わっていった夫婦の距離感と、変わらずに大切にしてきたものとは。
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「もう無理をしなくてもいいよ」と思ったこともありました
STORY編集部(以下同)ーー妊活をされていたとお聞きしましたが
「もう一人子どもが欲しいね」と夫婦で話していましたが、第5子を授かるまでは実は長い時間がかかり、不妊治療も経験しました。夫の僕ができることって限られているんですよね。通院には毎回付き添っていましたが、診察室には入れないので外で待つことしかできまなくて。
毎月、希望を持って…でも結果が出なくて落ち込んで、また次に向けて気持ちを立て直す。正直、これは女性のほうがダメージが大きいと思います。次が絶対うまくいく保証なんないから、どうしたらいいのかが分からなくなる。妻をそばで見ていて「こんなにつらい思いをするくらいなら、もう諦めてもいいんじゃないか」と思ったこともありました。
妻が「年齢のこともあるし、やれるところまでやりたい」と言うかぎり、僕はできるかぎり支えよう。その気持ちはずっと変わりせんでした。ただ、毎月のように結果を待つなかで、夫婦の空気も沈みがちになりました。そんなとき僕は一緒に落ち込むより、次に進むための行動を選ぶようにしていました。大げさなことではなくて、おいしいものを食べに行ったり、ちょっとしたイベントを作ったり、二人で出かける機会を増やして気分転換をしていましたね。
長女のデビューに集中したタイミングで嬉しい報告が
ーー妊娠がわかった時はどんな気持ちでしたか?
妊娠の知らせは、嬉しさより先に「まさか」という感じで。第4子から期間も空いていましたし、僕たち夫婦も気持ちの置き方を変え始めていた時期。ちょうど長女のデビューが決まり、これからは長女を全力で応援しようと気持ちを切り替えたタイミングでした。それまで長い間妊活をしていましたが、不思議なことに、ふっと他のことに目を向けたタイミングで第5子の妊娠がわかりました。長女がデビューした翌月でしたね。
今振り返るとわが家にとってベストなタイミングだったのだと思います。赤ちゃんの性別はずっと妻から内緒にされていたので、女の子だと分かった瞬間は本当に驚いてひっくりかえりそうになりました。もちろん男の子でも女の子でも元気に生まれてくれたら、それで十分なのですが、性別が分かる前は「男の子だ、男の子だ」ってずっと思い込んでいたんですよ。男の子が3人いるから育て慣れているというのもありましたし、なんとなく今回も男の子かなと思っていました。だからこそ、女の子だと分かったときは本当にびっくりしましたね。しかも妻が性別を秘密にしたまま、YouTubeの撮影中に発表したので、リアルに驚きました(笑)。子ども達もみんな「妹が欲しい」と言っていたので、4人とも喜んでいましたね。
戦力になれている実感。ご飯を作れてよかった
ーー辻さんのつわりが大変だったとお聞きしましたが
今回のつわりはこれまでで一番つらそうでした。特に大変だったのは、まだ世間に公表できない時期だったと思います。布団から1日出てこられない日もありましたし、リビングに来てもソファから動けず、キッチンに立てないこともありました。これまでもつわりが大変そうでしたが、ここまでつらそうなのは5人目にして初めてでしたね。妻も「もう二度と嫌だ」と言うほど今回は本当にきつかったようです。
そんななかでもYouTubeの撮影をしながら、家庭のこともなんとか頑張っていて…。あの時期は、僕自身も「どう支えればいいんだろう」と考え続けていました。子どもたちもちゃんと気づいているんですよね。「ママ大丈夫?」と気にかけて声をかけたりして。妻がキッチンに立てない時は僕が代わりに食事を作っていました。すると子ども達も「パパご飯だ!」と喜んでくれて。自分も家族の力になれていると感じましたし、「料理ができてよかったな」と改めて思いました。家族のためにもパパは料理ができた方が絶対にいいですよ(笑)。
妻は頼りになる存在、尊敬することが増えました
ーー5人のママになった辻さんの変化を感じることはありますか
僕から見ても、妻は母として、人として成長しているなと思う時が増えました。昔はまだ幼いところもあり、僕が「支えてあげなきゃ」と思う場面も多かったのですが、今は頼りになる存在で。結婚当初は7人家族になるなんて想像もしていませんでしたが、家族が増えるたびに妻は成長していると感じます。結婚して2,3年は夫婦げんかもよくしていましたが、今はほとんどしなくなりましたね。そんな暇もないです(笑)。
お互いに頼り、尊敬し、認め合う。そういう積み重ねが夫婦の絆を深めている気がしていて。結婚した頃より今の妻の方が魅力的だと思います。第2子の長男が生まれた頃は、5人も子どもを授かるとは思っていなかったので、「この子が20歳になった頃には、僕たちもまだ若いから夫婦でいろんなところに旅行に行こうね」なんて妻と話していたんです。ところが3人目、4人目と子どもを授かり、今では5人の子どものパパとママに。一番下の子が20歳になる頃、僕たちは何歳になっているんだろうと考えるようになりました。元気にあちこち出かけられているのかな、なんて思っうこともあります。想像していた人生よりずっとにぎやかになりましたが、これも僕達らしい人生なのかと思います。家族が増えた分この先どんなことが起こるのか、楽しみがますます増えました。
1998年デビュー。2001年『ウルトラマンコスモス』主演。 以降俳優、タレントとしても幅広く活動、映画『ウォーターボーイズ』、『ウルトラマンサーガ』ほか、テレビ『浪花の華~緒方洪庵事件帳~』、『流星の絆』、『G1 DREAM』、『最後の晩ごはん』ほか、NHK連続テレビ小説『てるてる家族』、『ゲゲゲの女房』、大河ドラマ『八重の桜』に出演。 NHK Eテレ『やさいの時間』、TBS『ひるおび』、TOKYO FM『杉浦太陽・松井玲奈 日曜まなびより』、TOKYO FM『週刊こどもTIMES』、KBS京都『SUNNY TIME』などにレギュラー出演中。 「板橋区観光大使」「神津島観光大使」を務める。 「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」「イクメンオブザイヤー」「いい夫婦パートナーオブザイヤー」など受賞。 「たまひよ好きなパパランキング」で殿堂入りを果たす。 ベジタブル&フルーツアドバイザー、きのこマイスターなどの資格を持つ。 プライベートでは2007年に元モーニング娘。の辻希美さんと結婚。昨年17年ぶりとなる女児が誕生し、現在5子のパパ
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撮影/沼尾翔平 スタイリスト/松村純子 ヘア・メイク/白川麻美 取材/山崎智子