今、旅先でしたいことNo.1は「器めぐり」!?みんなが行ってるギャラリー&ショップ【11選】
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最近、私たちの旅先のTO DOリストの上位に入りこんできた「器めぐり」。限りある旅先時間を有効に使いたいから、まずはセンスのいい人たちのお気に入りから行き先を見つけたい!今回は、初心者も楽しめるギャラリー&ショップ11選をご紹介します。
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山口県長門市
「cafe & pottery 音」
温泉街のそぞろ歩きにふらっと立ち寄りたい、音信川のせせらぎと風を感じる癒しと文化が詰まったスポット。江戸初期より続く萩焼(深川窯)の若手作家の作品が並びます。
【住所】山口県長門市深川湯本1261-12
【TEL】0837-25-4004
【営業時間】10:00〜16:00
【定休日】水・木
教えてくれたのは…
ファッションコーディネーター
佐藤 匠さん
「山口県最古の歴史ある温泉街・長門湯本では、湯めぐりと器めぐりが欠かせません。その中でもこちらはお目当ての萩焼をチェックしに立ち寄りたいスポット。古民家をリノベーションしたカフェ兼陶芸ギャラリーで、手作りスイーツもセンス抜群で美味!」
広島県尾道市
「うつわとくらしの道具カルフ」
尾道の路地裏、古民家の2階に並ぶのは、日本の作家もの、北欧ヴィンテージ、日々の生活をそっと彩る道具たち。
【住所】広島県尾道市長江1-12-3 2F
【営業時間】金・土・日13:00〜17:00 不定休
営業日・時間は変則的なためインスタグラムをチェック。Instagram:@karhu_onomichi
教えてくれたのは…
プロップスタイリスト
Annaさん
「出合いは、千光寺へと続く石段の途中に建つホテル「LOG」を訪れた尾道旅。日本各地のものから北欧の器まで幅広く揃い、店長のセンスが行き届いた空間とラインナップが本当に素敵で。私は吉田正和さんの器に一目惚れ。うぐいす色の釉薬の美しさとアンティークのような趣が楽しめます。」
京都府京都市
「KYO AMAHARE」
工芸品やその延長に位置するにアート、さらに茶道具や懐石の器までが並ぶ。併設の茶房「居雨/KYO」の営業時間はHPでチェック。
【住所】京都府京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入油屋町127
【TEL】075-256-3280
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】水
https://kyo.amahare.jp/
教えてくれたのは…
「MOIGE」ブランドアーキテクター
SEIKAさん
「築100年を超える格式ある京町家を改装した空間に、屋久杉の天井やハタノワタルさんなど作家さんが手掛けた壁や階段…伝統と現代的なセンスの融合が美しく、まるでミュージアムを訪れた気分に。奥には喫茶スペースがあるので次回お邪魔するのが楽しみです。」
沖縄県那覇市
「GARB DOMINGO」
深海ブルーという名がついたブルーグリーンのプレートとゴブレットは「茜陶房」よりセレクト。¥7,260〜。カップ&ソーサーは屋良若菜作。マジックアワーをテーマに沖縄の空の景色が描かれている。¥7,150
【住所】沖縄県那覇市壺屋1-6-3
【TEL】098-988-0224
【営業時間】9:30〜13:00、14:30〜17:00
【定休日】水、木
教えてくれたのは…
プロップスタイリスト
Annaさん
「沖縄ならではの土や釉薬、個性が表現された一歩先ゆく器に出会えるところが魅力。県内外および沖縄に所縁のある作り手を中心に、器からオブジェまで、沖縄らしいエッセンスが光りながらも日常に寄り添う作品たちが揃っています。」
岐阜県多治見市
「ギャルリ百草」
築130年以上の日本家屋で、着る・食べる・住むという生活の基本から見つめた美術・工芸の在り方を紹介している。
【住所】岐阜県多治見市東栄町2-8-16
【TEL】0572-21-3368
【営業時間】11:00~18:00 不定休なのでインスタグラムをチェック。Instagram:@momogusa
教えてくれたのは…
フードライター
首藤奈穂さん
「憧れの安藤雅信さんの器ですが、都内では手にする機会にあまりめぐり合えず…ならば安藤さん主宰のギャルリ百草へ!と訪れました。迎えたのは、イタリア皿とオランダ皿。一般的な洋皿は均一で硬質になりがちな印象ですが、柔らかな白マット釉とほのかに揺らぐ曲線がお気に入り。」
京都府京都市
「陶葊(とうあん) 本店」
圧巻のコレクション!ディスプレイも絵になる
日本古来の文様から着想を得て、花の輪郭をかたどった「KIWAKOTO」。「和食にも洋食にもスイーツにも合って万能!食卓に花を添えてくれて、毎日使用しても飽きがきません」(飯島さん)
大正11年に京都・東山に創業した京焼・清水焼の伝統窯元。鮮やかな色絵付けから染付、木の葉天目や青磁まで、多彩な器が豊富に揃うので、旅の思い出が見つかるはず。
【住所】京都府京都市東山区泉涌寺東林町38
【TEL】075-541-198
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】土日祝のみ不定休
教えてくれたのは…
「COLLINE INC」CCO
飯島智子さん
「様々な清水焼きを扱う本店の中でも特に気に入っているのが「KIWAKOTO」シリーズ。茶道文化が盛んになった安土桃山時代にルーツを持つ清水焼ですが、継承という側面を大切にしつつも、今とこれからのライフスタイルに寄り添うという発想にも共感しています。」
兵庫県淡路市
「こぞら荘 山の上の雑貨店」
雑貨店・焼菓子店・カフェ・宿の複合店である「こぞら荘」。雑貨店には様々な暮らしの道具や自家焙煎珈琲、オリジナルの衣服などが並ぶ。系列である築100年の古民家で営む「のんきなリス」、珈琲と本の宿「hitorigomori」も淡路島内にあり。
【住所】兵庫県淡路市里601-170
【営業時間】10:00〜17:30 不定休なのでHPをチェック。https://kozorasou.com/
教えてくれたのは…
フリーランスPR
森次まりなさん
「去年の年末〜年明けに行き先も決めずに車で旅をしていた中、最後に訪れた淡路島で偶然見つけた、光が差し込む素敵なお店。美しい景色を望める風光明媚な立地に加え、スタッフさんもとても親切で…温かい気持ちで旅を締めくくることができた思い出の場所です!」
国内だけでなく、
海外旅でも器めぐりが楽しい!
【ソウル】
贈り物でいただいた「NR ceramics」に夢中です
お世話になったフォトグラファーさんからお祝いにいただいてから、モダンでありながらも、どんな料理にもマッチするデザインの虜に。ソウル旅ではアトリエを訪れ、小皿とボウルを新たに迎えました。(森次まりなさん/フリーランスPR)
【パリ】
パリを訪れるたびに
大好きな「アスティエ」を買い足し
社会人になりたての頃、器に興味を持つきっかけとなったアスティエは、パリを訪れるたびにコツコツ収集。「アトリエで直接手にとる」という時間も楽しみながら、ときめくアイテムを直感で選んでいます。(佐藤 匠さん/ファッションコーディネーター)
【パリ・ベルギー】
各国の蚤の市でアンティークを発掘
海外で器を買うのが大好きで、骨董市はもはやパラダイス。膨大な数の中からお気に入りを探し出すのはなかなか骨が折れますが、自宅で目にするたび、使うたびに旅の思い出も蘇るのが器めぐりの醍醐味です。(佐藤彩花さん/ライター)
取材/佐藤かな子 編集/陣内素実 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年11月号『私たちの週末に「器めぐり旅」という選択肢が増えた!』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。